自分の心の接し方を学ぶ
ネガティブな気持ちとの接し方
誰の中にも、味わいたくない気持ちがあります。例えば、悲しみを進んで味わう人はいないと思います。不安になんか陥りたくありません。がっかりもしたくありません。孤独感もそうだし、焦りも感じたくはないものであります。
こうした気持ちは、どうしても避けてしまいたくなります。
ですが、意外なことなのですが、事実を言うと、こうした感情が湧いてきたときに、ちゃんと感じて味わうことで、その心は、落ち着き和らいでいくことが出来るものだそうです。
考えてみたんです。僕は失敗したとき、いつも、どうしてこうなってしまったといか、そんなはずがないといったものが頭の中でぐるぐると巡らせています。それは、がっかりや焦りとか、残念な気持ちといった気持ちを拒んでしまっています。後付けではありますが、確かにその間は、ネガティブな気持ちは、どんどんと膨れ上がっていっていたように感じるのです。
しばらくの間、ずっと引きずっているのです。ですが、気が付けば前を向くことが出来ているのです。その時のネガティブな気持ちが、完全には消えていないけれど、ある程度は落ち着いているものです。それは、事態が収まっていっていくものだから、気持ちが落ち着き前を向くことが出来ているように感じるのです。
ですが、実はこれもそうではなく、自分のネガティブな心を受け入れて、十分に感じて味わったことで、その心は和らいでいき、前を向くことが出来ているのです。そして、事態をおさめるように思考し行動しているものなのです。心が先であるということなのです。
これを意識してみると、理解することが出来ました。
ついこの前も、嫌なことを言われて、我慢することが出来ずにカッとなってしまいました。なかなか、自分の中で怒りが収まらずに、その後もイライラしていたのです。その時に、このことを思い出しました。自分は怒っているよね。言われたくもない言葉を言われて悲しかったよね。ああ、僕は悲しいんだと受け止めようとしました。自分の心で感じているものを受け入れて味わっていることだと思えました。そうすると、イライラしている気持ちが、どこか和らいで引いていくように思えました。
無理やり解放しても、心は不安的になってしまう
ネガティブな気持ちは味わうことで、解放することが出来るものであるのですが、心が受け止められないものも、当然としてあるはずです。そんなときに、早く楽になりたいと、無理やりに受け入れて味わおうとすれば、心が耐えきれなくなり、不安定になってしまうものだそうです。時には、壊れてしまう場合もあるということでした。
心が呑み込まれてしまいそうなほどの強い感情もあります。
僕自身も、ずっと追いかけてきた夢を諦めなければならなくなったとき、現実を受け入れないといけないと思い、無理やり、その感情を受け入れようとしたんです。その時に、感情を爆発させてしまったのです。心が壊れてしまったんだと思います。どうしようもないくらいに自分の心を傷つけてしまいました。こんなことでと自分でも思っていたのですが、もう耐えきれないと思い、自ら命を絶とうとするまででした。
つまり、心の面でこの時のことを振り返ると、心が受け入れられない状態だったのに、無理やり受け入れようとしたから、壊れてしまったんだと言えます。
今となっては、こうした話も出来るのですが、当時は、思い出すだけでも、泣き出したり、わめいたりしていたんです。当時の場所にいこうとしても、足がすくんでしまったりもしました。それは、僕の心が未熟だったから受け入れられなかったということだと思います。
自分の中で、耐えきれないと感じた感情は、自分が向き合えると思うまでは、蓋をして誤魔化すことも、大事だということです。
ですので、決して、自分の気持ちに蓋をすることも大事だということです。
これはきっと、心というものは、決して無理をさせないことだとおもいました。抑え込み過ぎても良くないし、解放し過ぎることもあまり良い状態だとはいえません。何でもかんでも、受け入れることも良くないし、拒み続けることもよくありません。
そうした自分の心と上手に接していくことは、自分のことを思いやること。自分のことを理解しようと努力したり、寄り添い合える関係が望ましいものだと思います。
自分の中で受け入れるのか、蓋をするのか、よく心と相談しながら、判断していくこと。自分自身の中でバランスを取っていくことが大事だということでした。
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今日も自分をご機嫌に。
メルシー