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貼るカイロでダイエットできるらしい
こういうのって大体下半身が正解で上半身が不正解。
今回はYouTube動画です。
14分近い動画の結論をぎゅっとまとめると
貼るカイロを貼るところ
・おへその下
・お尻の割れ目
・右肋骨の下
貼るカイロを貼っちゃいけない「NG」なこと
・肌に直接貼らない
・寝てる間は貼らない
・心臓や生殖器辺りに貼らない
という感じ。
これだけだとさすがに説明が足りなさすぎるので軽く詳細を。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
・おへその下に貼る理由
おへその下に腸があるのでそこを温めることで代謝アップ。
便通も良くなるよ。
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・お尻の割れ目
割れ目というよりも身体の中にある仙骨に当てるというイメージです。
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仙骨は皮膚と骨の距離が一番近いと言われています。
なのでここを温めることで体温が上がりやすいとの事。
ダイレクトに身体の内部を温めてくれるのでこのお尻と腰の間の部分を温めるのは全身の血流を促進してくれるので良いですね。
一応介護福祉士の資格があるので言いたくなっちゃうのですが、この仙骨部分は床ずれ(専門用語では褥瘡と言います)が発生しやすい部分の1つです。
皮膚と骨の位置が近いということはそれだけ人体の中でも脆い部分ということ。
寝返りが打てない高齢の方やケガや病気でベッドや布団から離れられない人のこの部分が赤くなっていたら後のトラブルになる可能性があるので自宅で介護や看病をしている人はかかりつけの医者や看護師、いるなら介護士やケアマネージャーにすぐ相談しましょう。
介護保険で安く軟膏を処方してもらえるし経過観察もしてくれます。
というよりも健康な人でもここが痛いと思ったらヤバイと覚えておくと皮膚トラブルの防止に繋がりますよ。
・右肋骨の下
肝臓の部分ですね。
毒素分解で有名な臓器です。
ここの代謝を高めてガンガン身体の毒素を分解してもらおうという部分ですね。
むくみや肌の色がくすんでしまう対策になります。
貼る場所はここ。
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なぜ前じゃなくて後ろなのか。
それは心臓に近い部分だと過剰に血液を回してしまうので逆に気持ち悪くなってしまう可能性があるからとの事。
血流を無理やり回しすぎると逆に身体に負担になるということですね。
なので心臓から離れている背中側、ないしは右横腹の辺りが良いそうです。
右肋骨の下辺りからちょっと背中にかけてという感じです。
老廃物を落としてくれる効果が期待できます。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
なんかこの辺まで書いていて思ったのですが、これって湿布を貼る位置に少し近いですね。
どれも身体全体の代謝を促進してくれるので冷え対策にもなります。
そして次は重要なNG行為です。
これらを知らないと事故る可能性があるので知っておいた方が良いですね。
・肌に直接貼らない
普通にカイロに書いてあります。
痒み、肌荒れ、ただれの原因になるし、火傷の可能性もあります。
なので服2-3枚の上から貼るのが基本です。
・寝てる間は貼らない
火傷の原因、不眠の原因になります。
火傷はカイロでどんどん身体が熱くなっていっても寝ているので中々気付けないからですね。
なぜ不眠の原因になるかというと、人体が自動的に行っている体温調節機能を狂わせてしまうからです。
「体温上がりすぎだ。このままじゃヤバイから調節して下げなきゃっ……て下がらない!?なんだこの熱いのは」って身体がなっちゃうんですね。
睡眠の質が下がるし、人間の身体ってとにかく温めれば何でも良いって訳じゃないんですよね。
塩分は身体に必須だけど摂りすぎると塩分過剰摂取で身体に異常を来たしますしね。
水中毒という水の摂りすぎ状態っていうのも存在します。
一度に大量に水を飲みすぎると、尿を出そうとしても内臓が働き過ぎて疲れて弱くなってしまいそこから身体のバランスが崩れてしまう中毒症状です。
要は必要以上の極端な摂取は毒になっちゃうってことです。
・心臓や生殖器辺りに貼らない
必要以上に血流が上がってしまってコントロールが効かなくなり目まいやふらつき、吐き気、頭痛や貼った場所の痛みなど様々な弊害が予想されます。
心臓近くに貼るのはやりすぎなんですね。
心臓は元々身体の中で最も温かい部分と言われています。
46時中、ずっと動いていますからね。
生殖器辺りに貼るのもNGです。
過剰に温めても血流のバランスが崩れてしまいます。
身体は自分のタイミングでやりたいのに勝手に外部から操作されてしまうと混乱してしまうということですね。
貼るカイロの場所を調整して補助的な効果になるようにするのが良いということです。
主導権は自分の身体のままになるように安全・無難を心がけましょう。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
いかがでしたでしょうか。
動画では上記以外の注意点や補足も含まれています。
ただ情報が多いので要点を抽出するのも良いかなと思い書いてみました。
温める場所の出発点さえ間違えなければ大きな効果が期待できる「貼るカイロ」の活用法。
貼るカイロはくっつかないカイロより安いことが多いですからね。
試してみてはいかがでしょうか。
今回はこんなところでノシ
メルカ
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