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日本から中国へのビザ発行を停止した中国により日本の中国離れが加速する

今回の中国の行動はむしろ中長期的に日本にプラスだと思います。

上記の記事は一例で色々なメディアによって報道されている今回の騒動。
今回の…とはいっても中国側の発表によると無期限の新規ビザ発行停止というものですので長く続く可能性もあります。
急に思いつきや腹が立った程度のことで思い発表をする国家なのでむしろ日本と中国を遠ざけたい有識者らからすると「よし!」といった感じではないでしょうか。

記事は中国の感染拡大から中国から日本の渡航を制限する日本の水際対策により中国政府が怒って日本人の中国への新規発行ビザを停止すると安易な発表をしたというニュースです。

中国はリスキーです。
チャイナリスクと呼ばれたりします。

中国リスクは高くはなっても低くなることは考えづらいです。
これまでは中国と日本は経済的の結びつきが強くいくら中国が日本を一方的に非難したり日本の領海に潜入しまくっていても日本は大きく反論できない状況に甘んじていましたから。
そして中国の息がかかった議員も多数いるので日本は身動きとりづらかったんですよね。

自分もビザ停止のニュースを見てちょっと驚きました。
「いくらなんでも頭悪すぎない?いや裏を返せば何かあるのか?」と安直すぎる幼稚な発表からTwitterやYouTubeなどで疑問視する声が上がるほどです。
中国経済が悪いのにちょっとムカついたからといって他の国ほど中国への水際対策を強化している訳でもない韓国や日本のみに対抗策としてビザ発行停止の声明を出すなんて…なんで?自ら中国崩壊早めたいの?となります。

日本人的にはチャイナリスクが高まる中、むしろどうやって中国との縁を切る方向に持っていけるか…中国に寄っている議員もいるし難しいよなぁ…という感じなのに自ら断ち切る流れに持っていってくれたのでビックリです。

これまでの中国の政策や言動から韓国や日本にこういう対抗策を叩きこんで「憂さ晴らししてやる!制裁だ!」という想いでやっているだろうことは容易に想像できます。
中国にずぶずぶの韓国はともかく日本はコロナ以前の対中戦略で離れてコロナで離れてゼロコロナでもっと離れて…と日中の経済的な結びつきが年どころか毎月減っている状況です。

ニュースでは中国に行こうとしている人が嘆いているような映像が流れていましたが、とても小さなパイだと思います。
みんながコロナにかかれば集団免疫できるからかかっても大丈夫と言っている国です。
なんでこの国に行きたいと思うのか不思議でなりません。
ちゃんとあちらの内情を知っていれば、お金を貰ってでも行きたくない国です。

最近増えてきているとされる中国から来た富裕層の中国人も自国へ日本人を遊びに連れていけなくなるのでやりづらいでしょうね。
そして国際結婚している人やその家族・友達など周辺も一緒に移動しづらいでしょう。

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中国政府は2023/1/8に更に制限を減らして移動しやすいようにしてしまいました。
死者はコロナにかかって亡くなっても他の病気を持っていればコロナが原因ではない…そもそもコロナ感染者数を発表しない…どんどんコロナを広めてみんなで集団免疫作ればいいなんて異常な政権です。

水際対策して当たり前です。
むしろしなければ自国民からの不満が膨れ上がるでしょう。
岸田総理は総理になりたての時は迅速な水際対策を実施したのに、今では何言われても検討に検討を重ねて検討することすら検討する人になっています。
増税だけ迅速でした。
普通は経済が好調で余裕がある時に未来に備えてやるべきなんですけどね増税は…今 耐え忍んでいる国民から搾取して未来の芽を摘んでどうするんでしょう。

日本政府は中国からの制限をPCR検査とか3日隔離とかとても緩い条件で実施しています。
むしろ日本のためにもっと厳しくしてほしいくらいですが、このアメリカやEUよりはるかに緩い日本の水際政策に対して中国は対抗策として新規ビザ発行停止を命じたのです。
今後どうするかは追って連絡するから待っていろとまで言いました。

自国のゼロコロナ失敗を棚に上げて韓国や日本をターゲットにして上から目線で命令です。
中国はなぜ習近平首席をトップに据えてしまったのでしょうね。

観光産業を止めるとヤバイと判断したタイ、フィリピン、インドネシアなどは1/22の春節(中国のお正月。帰省などで大移動する)が水際対策をしていないことも頭に血が上った原因の1つかもしれません。
なんで日本や韓国は中国に対策しているんだ!…と。
いや政府が自国民を守ろうとするのは当たり前でしょう。
理解がなさすぎますし本当に本気で相手のことを考えない人たちです。

「差別的な入国制限」と韓国や日本を名指ししていますが、EUなどではそれよりはるかに厳格な誓約書や検査と隔離後の再検査などを実施しています。

国を選んで差別しているのは中国当局です。

日中ビジネスはこんなに急に変更されても対応できません。
なので来月には急に一部緩和などまた変更する可能性も高いのではないかと言われています。
気まぐれで政策を決定する国ですから急な変更は全然あり得ます。

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今後、このようなチャイナリスクが加速していくことでしょう。
これまでなんだかんだ中国とビジネスをしてきた方々の多くも、いつ何時なんどき振り回されるか分からないリスクを負うことはこんなに負担になるんだ…と、身を持って体感したのではないでしょうか。

中国が経済発展して有頂天でいるときは余裕がある様子でしたが、習近平首席になり自国民をよりも自分を守ることを優先する政府になりそれが長く続いた結果、このような中国の状況を引き起こしました。
コロナはきっかけの一つに過ぎません。
そもそも「中国が世界を統べる。中国が世界の中心だ。」的な言動や横暴がひどかったのでアメリカの前トランプ政権で対中戦略を始めたんですから。

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ともかく今回の中国の対抗措置は中国と日本の経済的な結びつきをこれまで以上に緩めるきっかけになり得そうです。
また急に方向転換するかもしれないですが…。

最近では中国に替わる経済取り引き国としてインドが注目されています。
中国と同じくらいの人口と意欲を持った国です。
そして日本の製品に注目しているそうなのです。
インドに限らず日本はまともな外交をする国を歓迎しています。
まだまだ製品の安さから中国や韓国のごり押しがひどいですが、今後インドや他の発展途上国などとの取引が増えることも予想されます。
アフリカにも労働力が溢れています。

そしてどの国と取り引きをするかを選択できるようになれば、より良い取引先とやり取りをしたくなる人が増えるのは当たり前の流れですよね。
無理に状況がコロコロ変わるリスクの高い中国と関係を継続する必要は減っていきます。

今 中国にある工場を手放すマイナスコストよりも他国と国交や新事業を始める努力をすることの方が中長期的にプラスとなると判断する人が増えていけば自然とどの国とやり取りをしたいかの流れが決まっていきます。

中国との取り引きがなくなることはないでしょう。
ですが限りなく関係値を薄くしていくことはできます。

お互いにwin-winとなれる関係の国と気持ちよく取り引きしていきたいものですね。

今回はこんなところでノシ

メルカ

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