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HSPが営業をやるとどうなるのか
こんにちは。めんたるよわよわです。
私はHSP✳︎の傾向があり、メンタルの弱さには自負があります。
✳︎HSP
Highly Sensitive Personの略語。
非常に感受性が強く繊細な気質を持った人を表す。
そんなHSPの私ですが、ファーストキャリアではHSPには不向きと言われる営業職を選びました。
今回は、HSPの私が営業職を経験して思ったことについて書いていこうと思います。
営業マンになった私
晴れて大学を卒業した私は、東京の人材会社に就職をしました。
そこそこ大きな会社だったので、文系はほとんどが営業になるものの、一部は企画や人事、エンジニアなど別ポジションに配属される形でした。
当時の私は「将来フリーランスとして働きたい→案件を獲得するための営業力も必要でしょ!」といった安直な考えで、面接でも入社後の配属希望でも「営業ならどこでも良い」と言っていました。
入社から1ヶ月が経つ頃、部署配属の通知が届き、私はフリーランスの方を企業に紹介する営業(いわゆる紹介営業)をやることになりました。
念願の営業職につくことが出来、有り余るほどのやる気に満ち溢れた私は、「圧倒的な成果を残してトップセールスになろう!」と意気込んでおりました。
営業をやっていてしんどかったこと
熱量MAXだった私ですが、営業に関してはズブの素人。
右も左も分からない状態で、「営業のプロ」として顧客と向き合う日々。
理想の姿に近づけない自分が悔しくて悔しくて、土日も犠牲にして働きました。
初受注も入社から半年後、同期と比べても立ち上がりが遅く、その後も鳴かず飛ばずの私でしたが、約3年間営業に従事する中で、色々と感じることが出てきました。
仕事に向き合う中で、自分の得意・不得意が見えてくるようになったのです。
<得意なこと>
・様々な媒体から情報収集し、ニーズに対する仮説を作ること
・顧客の話にじっくり耳を傾けて、悩みや理想を聞き出すこと
・客観的に業務を振り返り、PDCAを回すこと
<苦手なこと>
・不特定多数の利害関係者(顧客、社内、求職者など)の調整を図ること
・効率よくテキパキと仕事をすること
・電話営業(テレアポ)をすること
また、元来嘘をつくのが苦手な性分のため、自分が思ってもいないことを話すのも苦手でした。
そのため、自社のサービス内容やそれらがもたらすベネフィットについて、自分が腹落ちする言葉で語れるようになるまでは、本当に苦労しました。
HSPと営業は相性が悪い?
↑の方が書いていらっしゃるように、営業マンには圧倒的な行動力や効率性、目標達成意欲などが求められます。
毎日知らない人と対面する仕事なので、一般的には繊細な人には不向きな気がします。
一方で、顧客の細かな言動から他の人が気づけないニーズ、顧客の心理などを察知できたり、真摯でひたむきな姿が顧客の信頼を獲得し、継続的に相談をもらえたりなど、HSPの強みが生きる場面もあります。
私は営業マンとしては決して優秀な部類には入りませんが、自分が立てていた仮説が顧客に刺さったり、丁寧な仕事ぶりを上司に評価してもらえたりなど、必ずしも「営業=自分には向いていない仕事」とは思いませんでした。
生まれ持った自身の性質と向き合いながら、変えられる部分とそうでない部分とを切り分けながら、うまく適応することができれば何事も天職にできるんじゃないかと、ぼんやり考えています。
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