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「コミュニケーションの行方(その6)」
昨日、庭にタープを張って、BBQをしたので、それを片付けながら、ふと思いました。
チャットツールLINEが提供されたのが2011年です。あっという間に電子メールに代わってコミュニケーション・ツールの代表格になり、今やそのユーザ数は、2020年3月時点で、8,200万です。国民の約8割強が使っています。
そのあまりにも急激な普及についていけなかったもの。それは、パブリックな場面でのコミュニケーション・ルールとか、リテラシー(私は良心と解している)です。これらを置き去りにしたために、LINEいじめや他人を誹謗中傷するような悲しいことが発生し、今も問題になっています。
コロナ禍を機にオンライン会議システムが注目を浴びていますが、今こそ、このパブリックな場面でのルール作りやリテラシーを確立しないと、同じ轍を踏むことになります。これは、大人の責任として必須の仕事だと私は考えています。いじめや事件に巻き込まれるは、子ども達なのです。
習字では、まず初めに楷書を習います。習熟度が高まれば、行書や草書にチャレンジします。自動車免許取り立てのドライバーは、いきなりレースには出ないでしょう。それには、まず大人がしっかりとしたルールとリテラシーを身につけることです。ただし、これは大人にとっても未知の領域です。誰かに習うのではなく、自分で考え、工夫するしかありません。
だからこそ、コミュニケーションの原点である「会話とは…」を考える必要があるのです。はー…やっと本題に戻ってこれそう。^^;
参考文献:株式会社ガイアックス https://www.gaiax.co.jp/
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