心のメンテナンスに必要な5つの質問
メンタルヘルスに大切なことは「日常生活を整えること」
病院や施設で働いた経験と障害をもつ仲間と共に活動をする中で「そうだよね」と確信するようになりました。
けれど、その日常を整えることが難しい…
というのも事実です。
習慣化する手順とは
電車や地下鉄で移動をするとかなり歩きますよね。私も関東や関西に行くと「やっぱり歩くのは大事だなあ。普段からなるべく歩くようにしよう!」と毎回思うのですが、地元に戻ると仕事と家の往復+αくらいの歩数になってしまうのです。
もし「健康のために歩く」ことを日常にとりいれようとするなら、
1、今どのくらい歩いているか現状を把握し
2、どのくらいあると調子がいいかをある程度定めて
3、その時間、距離を歩くにはいつならできるか日時を決めて
4、周りの人にも伝えておいて協力してもらう
これらを1つ1つやると、継続できると思います。
ダイエットや資格取得の勉強などと同じ流れですね。
けれど
歩く距離や体重を減らす、試験に合格するといった結果は目に見えますが、心の状態というのは目に見えません。
だからこそ
「大丈夫」と何とか耐えてきた方が
急に爆発したり、うつで動けなくなってしまうのです。
心のメンテナンスに必要な5つの質問
目には見えない心の状態だからこそ、メンテナンスが必要なのです。
とはいえ「心のメンテナンスなんてどうすればいいの?」
という方向けに5つの質問をご紹介します。
【メンタルヘルスに大切な5つの質問】
1、メンタルの調子がいいときって?
2、調子がいいときは何をしている?
3、メンタルの状態が不調てどんな状態?
4、不調な時は何があって何がないのか
5、何をすると回復するのか?
そして、1~5をまとめたことを信頼できる身近な人に伝えておくことも重要です。
身近な人が不調に気づいたら、声をかけてくれるように頼んでおくと、早く調子を取り戻すことができますよ。
オリジナルのプラン作成
身体が1人1人違うように、心の状態も1人1人違うので
「いい感じの自分」「今の自分に必要な生活環境」は自分で見つけていくしかありません。
心のメンテナンスに必要な5つの質問は、1人でできる方はすぐにやってみることをお勧めします。
作っておくと、突発的な出来事で感情が大きく揺らいだり、人間関係でダメージを受けたときなどに役に立つからです。
そして1人では難しいと感じたら、仲間とやるといいです。2人でも3人でもいいので、信頼できる人にお願いして一緒に質問しあってみてください。1人でやるよりも答えがスムーズに出てくると思います。
心の状態を1人で整えられるようになるのも大事。
そして1人では難しいところは仲間と一緒にやっていく。
いい感じの自分でいるために
この2つが「いい感じの自分」でいるために重要なことなので、《身体の声を聴くメンタルケア》では、個人セッションとピアサポートの場をつくっています。
ストレスフルな日常で生きやすく暮らしやすくなるために、仲間を見つけてみてくださいね。もしかすると、身近な人が仲間になってくれるかもしれませんよ。
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ファシリテータープロフィール
えりぃ
家族が事故で障害を負ったのをきっかけに大学で福祉を学び、国家資格精神保健福祉士を取得。卒業後は施設や病院で勤務し、1000件以上の相談支援を行う。出産後、アレルギー治療のため食、自然療法、整体等を学び、妊娠・出産・子育てのNPO活動を行う。メンタルヘルス分野のWRAP(元気回復行動プラン)・IPS(意図的なピアサポート)を学び、仲間とグループワークを開催。お産を語る会やメンタルヘルスの勉強会、講座等多数開催。現在は、女性のためのメンタルサポートとして、オンライン・対面でのグループワーク、勉強会などを開催している。
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