枠を外すって、もういい加減聞き飽きた!……けど……
あなたが、思い込みの枠を外そうとする際の注意点をお話します。
メンタリスト 彩 -sai-(@psychicsorcerer)です。
「枠を外す」
よく聞く言葉です。
「枠を外せば、あなたは別人のように○○できるようになる」
こういった類のことを聞かされたこともあるのではないでしょうか?
確かにその通りだと思います。
私も、人生の中で新たな行動にすんなりと進めた時は、それまでの枠が外れた時がほとんどでした。
そして、枠が外れた時には、だいたいが、
「こんなに枠を外すのは簡単なことだったんだ」
と思わされます。
とは言え、この枠を外すに至ることは、とても難しいことです。
だって、枠を外す必要がある時って、それがわかっていながらも、どうしても外すことに向かえないからです。
枠の中にいて、行動に障害を感じている時は次のような感じになっています。
「これこれのことが障害になっているのはわかる。でもそれと同時に、その障害にこだわりたい部分もある……」
枠って、その中にいることを自分自身が望むからこそ枠でもあるんです。
つまり、枠の中にいる時は、それを打ち破るモチベーションを持つこと自体が難しいわけです。
(枠を破らなきゃいけないのに、中にいたいということで、打ち破るモチベーションを最大にしにくい。)
時には、枠の中にいることに、当の本人が気付きたくない、となっていることもあります。
これも意識しないレベルで、中にいたいと強く望んでいるからこそ、そうなっているわけです。
枠は気付こうとすれば、すぐ気付くことができる。
そして、枠を外せば、すんなりと行動できる。
何より、枠を外すこと自体も、枠を外から見ている人(克服した人、あるいは枠をもともと持たない他人)にとっては簡単なことです。
いや、枠を外すのは、本気になれば簡単(なはず)です。
でも、その本気になることが、当人にとって難しいわけです。
(枠に気付くのも、本気にならないと見えないという意味で同じです。)
あらゆる相談事が、実質的にはこの枠探しと枠外しになると思っていますが……
恋愛相談でも枠にはまり込んで困っている例がほとんどです。
「自分は○○だから、女の子から嫌われるに決まっている」
「デートは○○でなくてはならない。自分にはそんなことできない」
「もし女の子と付き合うことになったら、○○することになってしまう。そんなのできない」
等々
相談の中でこういったことを言われた際には、枠の外にあるものを示すように、
「必ず○○なんてことはないですよ」
とは、(様々な仕方で)伝えます。
これで、視界が開けたようになる例もありますが、それでも、本人の実感がない限りは、まだまだ半信半疑のようです。
実は、今回言いたかったことは次のことなんです。
枠を外せばすんなりと行動に進める。それは確かだ。でも、その枠を外すためには、枠の外を実感することが一番早い。そのためには、先に行動をしなければならない。
↑これ本当に重要です。
枠を外すためには、枠の外に実際に触れるしかないのです。
そのための一番早い方法が、自分で経験することです。
(もう一つ、枠の外にいる人の行動を目の当たりにするというのもあります。)
自分で突破力を持つか、または突破している他人を見るか、それ以外だと、ほとんど偶発的な出来事に会うぐらいしか、枠から外れることはないでしょう。
常々、「自分は○○という思い込みから外れたい」と思っている人は、その思い込みから外れたことを実感する方策がないか、考えてみてください。
そこには少し勇気が必要かもしれませんが、それが一番早く変われる方法ですよ。
次回の記事で、お知らせができると思います。
「自分は恋愛ができない」
「自分は恋愛しようと思っても苦手意識がある」
という方が、完全に枠の外に出て、
「自分は恋愛できる」
と思えるようになれます。
もちろん、行動し、それを実感するのはあなた自身ですが、私ができる限りの最高を提供します。
あと少し、お待ちください。
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