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WOOPの力!ネガティブを活かして目標達成する心理学的アプローチ✨
🌟 なぜネガティブな人はやせやすいのか?スポーツ心理学の視点から徹底解説! 🌟
🧠 ネガティブ思考の力を見直そう!
「もっとポジティブに考えなよ!」と言われた経験、ありますよね?
🤔 でも、実はネガティブ思考にも隠れたポジティブな力があるのをご存知でしょうか?
特に、ダイエットやスポーツの目標達成においては、ネガティブ思考が有利に働く場面があるのです。
例えば、心理学の研究によると、「ダイエットが難しい」と思っている人の方が、実際にはダイエットに成功しやすいという驚きの結果が出ています!💡
今回は、そんなネガティブ思考の隠れた力について、スポーツ心理学的な視点から分かりやすく解説していきます。
📚 ガブリエル・エッティンゲン博士の衝撃の研究
1980年代から**「楽観主義と目標達成の関係」**を研究してきたドイツの心理学者、ガブリエル・エッティンゲン博士。
彼女は1991年、ダイエットプログラムに参加した女性を対象に調査を行い、意外な発見をしました。
「ダイエットは難しい」と考える女性は、より多くの体重を減らす
楽観的な女性よりも平均10.9kg多く痩せていた
さらにその後、20年にわたり**「腹痛と戦う子ども」や「ビジネススクールに通う女性」を対象にした研究でも、「楽観的な空想は目標達成の妨げになる」**という結論が何度も確認されました。💥
この調査結果から分かるのは、**「楽観的すぎる思考はリスク管理を甘くする」**ということです。
夢見がちな楽観は、行動を伴わない"空想"に終わりがちなのです。
🚧 ネガティブ思考が目標達成を助ける理由
「ポジティブ思考が大事!」とよく言われますが、ポジティブすぎると目標達成の妨げになることもあります。
障害を無視してしまう: 楽観的すぎると、困難を軽視してしまい、事前の準備が疎かになります。
行動が伴わなくなる: 夢見るだけで満足してしまい、実際の行動が取れなくなります。
一方、ネガティブ思考のメリットは次の通りです👇
リスク管理ができる: 事前に考えられる障害をリストアップし、対処方法を用意できます。
具体的な行動計画が立てられる: 「どうやったら失敗しないか」を考えるため、行動計画が具体的になります。
回復力が高まる: 失敗しても冷静に対応できるため、リカバリーが早いです。
🔥 目標達成のための具体的な手法『WOOP』
ガブリエル・エッティンゲン博士が提唱する目標達成のためのメソッドが、「WOOP」(ウープ)です。
WOOPの4つのステップは以下の通りです。
1️⃣ Wish(願い): 自分の達成したい願い(目標)を考える。
2️⃣ Outcome(成果): その目標が叶ったときにどんな素晴らしいことが起こるのかをイメージする。
3️⃣ Obstacle(障害): 目標達成の妨げとなる障害やリスクを考える。
4️⃣ Plan(計画): 障害が発生したときにどのように対処するか、具体的な行動計画を立てる。
この**「WOOP」の思考プロセスを取り入れることで、ネガティブ思考をポジティブに活用**できます。🎉
📊 エビデンスに基づくスポーツ心理学的分析
1️⃣ リスク管理の観点からの分析
ネガティブ思考はスポーツにおけるリスク管理の要です。
スポーツ選手が試合前に「負けたらどうしよう」と考えるのは、決して悪いことではありません。
なぜなら、そのような思考が失敗シナリオの想定と対策の計画を促すからです。
事前の準備が整う: 予想されるリスクへの対応が事前に整います。
適応力が高まる: 試合中の不測の事態にも柔軟に対応できるようになります。
2️⃣ 心理的回復力(レジリエンス)の向上
ネガティブな出来事があった時、事前に障害を想定していた選手は、冷静にリカバリーできます。
心理的な「しなやかさ(レジリエンス)」が向上するため、再挑戦のハードルが下がるのです。
事前の想定と計画があれば焦らない: これが「メンタルの安定感」につながります。
次の一手が明確になる: 計画があると、次に何をすべきかが明確になるため、感情的なブレが少なくなります。
3️⃣ 目標達成理論からの視点
目標達成理論では、**「SMARTな目標設定」**が重要とされていますが、WOOPのアプローチはSMARTを補完する考え方です。
具体性(Specific): 目標を具体的にすることで、具体的な計画が立てられます。
現実性(Realistic): 障害の想定により、実現可能な範囲の計画が立てられます。
メンタルコーチがWOOPを活用することで、選手の目標達成率が向上するのは、このような科学的な裏付けがあるからです。💪
笠原彰プロフィール:
https://lit.link/mentalabo
https://lin.ee/9ksbwdg
作新学院大学メンタルトレーニング教授
とちぎスポーツ医科学センター協力心理相談員 https://tis.or.jp/contact/
プロメンタルコーチ
自己肯定感養成プロコーチ
ライフバランスアーティスト
健康運動指導士
メンタルヘルスファーストエイダー
メンタルヘルス運動指導員
1252公認 女子アスリートコンディショニングエキスパート検定2級
アスリート、コーチ、指導者、ビジネスマン、音楽家など、人生をより豊かにしたい全ての方の挑戦をサポートします。
専門的な知識を習得したプロメンタルコーチとメンタルアスリートを養成しています。完全個別指導でプロメンタルコーチとアスリートを養成します。
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