【スリップ防止用】アルコール依存性に完治は無い

アルコール依存性は脳のコントロール障害で、現在の医学で完治することはありません。

あくまで、断酒することで寛解=症状を抑えているだけです。

アルコール依存性と断酒の関係はよく坂を下っているボールに例えられます。

アルコール依存性は底無しです。お酒を飲み続ける限りどこまでもボールは坂を下って落ちて行きます。

断酒はその坂の上にあるボールに衝立てを置いて、ボールがこれ以上落ちない状態にしているだけです。

断酒数日でも、数ヶ月でも、数年でもスリップ（再飲酒）すれば、その衝立ては外れて、またボールは坂を落ちて行きます。

より、酷い状態になってです。

どこまでもどこまでも落ちて行き、行き着く先は死です。

断酒の師匠小太郎さんのオンラインコミュニティや他の方のブログ、記事等を見る限り、スリップすればほぼ確実な、元の連続飲酒状態に戻ります。

もう、適正飲酒に戻ることは出来ない。

だから、完治では無く、寛解なのです。

私自身断酒1年9ヵ月が過ぎ、断酒もかなり安定してきました。飲酒欲求もありません。

しかし、心の片隅の奥の奥には、常に『自分は坂の上にあるボールなのだ。また飲めばどこまでも落ちていくだけだ』と心に留めて置いています。

断酒している皆様、くれぐれもスリップにはお気をつけ下さい。

またボールが坂を下っていってしまいます。

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