精神疾患というアイデンティティに浸ることの楽さ

YouTubeで良く見ている早稲田メンタルクリニック益田先生の本を読んでいて、はっとした言葉があった。

"精神科医の本音 (SB新書)"(益田 裕介 著)引用

「患者である」ことにアイデンティティを見出す患者さん

正に自分のことだと思った。

『可哀想ぶる』といっても『被害者ぶる』といっても良いかもしれない。

精神疾患という言葉を出して、メンタルが落ちていると言えば、『じゃあ仕方ないか、ゆっくり休んで先ずは回復だね』と言われることに甘えている自分がいる気がする。

実際に精神が落ちている時は本当に何も出来ない時も、消えたくなる時もあるのだけど、それとは違う。

どこかで精神疾患であることを利用してうまく楽して、頑張らず、甘えて生きていこうという気持ちがあることにはっきり気づいてしまった。

普通の人なら何とか乗り越える壁を、その壁が年々下がってきているのが分かる。

今回も向精神薬に依存して副作用が、、と言っているが、単に仕事と家庭でキャパオーバーしただけ。

早くアラートを上げて助けを求めれば良かった。どんなに無様でも今の自分には無理なので手伝って下さいと言えば良かった。

それを精神疾患という言葉で周囲が責めずらくなるのを利用して逃げてしまった。

こんな自分が嫌いだ。どこから歯車が狂ったのかわからない。
こんな自分を受容して、それも自分だと割りきれるのだろうか。

ぐるぐる思考に陥る前に寝ることにして、明日は1日仕事と日常生活をこなすことだけを目標にやってみよう。

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