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【KKKをぶっ飛ばせ!】「白人至上主義のクソ野郎どもに制裁を!!!」

【KKKをぶっ飛ばせ!】「白人至上主義のクソ野郎どもに制裁を!!!」

・アメリカの暗部であるKKK(クー・クラックス・クラン)に食人要素を盛り込んだB級パニックムービー『KKKをぶっ倒せ!』を鑑賞。(原題の「死の牧場」に比べるとかなり気持ちいいセンスの邦題)

・なんと言っても上映時間が78分なのが良い。某キャラクターの口を借りる訳では無いが、かく言う私も90分以内の映画が1番好きなのだ。

・短い割に主人公達のドラマパートを丁寧に差し込み、キャラクター像を理解しや

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【カモン カモン】「ゾッとするけど愛おしい」

【カモン カモン】「ゾッとするけど愛おしい」

・ヒューマンドラマの名手マイク・ミルズ監督最新作「カモン カモン」を鑑賞。今作も作家性が非常に強く押し出されたマイク・ミルズ作品らしい映画となっておりました。人々の普遍的な問題や転換期を重視した上で暖かさと苦しさの両方を取り零さない様に映像へと昇華させる構成。そして他作品にも共通するテーマである"人間という生物のエモーショナルな複雑さ"が本作でも取り上げられていました。

・主演を演じるのは数々の

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【シャドウ・イン・ザ・クラウド】「最高に真剣で最高にイカれた映画」

【シャドウ・イン・ザ・クラウド】「最高に真剣で最高にイカれた映画」

・クロエ・グレース・モレッツ主演のとんでもないパニックムービー『シャドウ・イン・ザ・クラウド』を鑑賞。

・感想としては100%中100%の満足感を得る事のできるB級映画だった。この作品はあり得ない状況を超絶真剣に撮るお馬鹿映画の完成例だろう。

・ある任務を背負った女性軍人が男達犇く戦闘機に搭乗し、日本軍やグレムリンに襲われるという特盛すぎる設定の数々。前半部では画面の殆どが機関銃席内を占めてお

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【ナイトメア・アリー】「男は悪夢の袋小路にただ落ちる」

【ナイトメア・アリー】「男は悪夢の袋小路にただ落ちる」

・ギレルモ・デル・トロ監督最新作『ナイトメア・アリー』を鑑賞。ビジュアル面ではデルトロらしい不気味で怪しく奇妙な雰囲気を楽しめる作品でありましたが、内容は実にシンプルでかつ冗長的な部分も目立つのがかなり残念なポイントであったかなと。長尺の映画である割には得られる満足感は非常に低い作品だったのが個人的な印象である。

・役者陣は正に素晴らしい顔ぶれの面々であり、主役であるブラッドリー・クーパーはキャ

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【恐怖のいけにえ】この時代だからこそ制作できた傑作ホラー

【恐怖のいけにえ】この時代だからこそ制作できた傑作ホラー

・ホラーマニアックスシリーズ第13期で『恐怖のいけにえ』を鑑賞。もう滅茶苦茶に素晴らしい傑作ホラーでしたので、ついつい軽い感想だけでも書きたくなってしまった。

・全体的な雰囲気はこの時代に大量生産されたホラー映画そのものなのですが、今の時代じゃ絶対に公開出来ない設定が最高に最怖である。知的障害を恐怖の物種として描くなど現代ではご法度にも程があるが、これを一切の手を抜かずホラー映画として昇華してし

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処刑山 -デッド・スノウ- BD版発売!!!

処刑山 -デッド・スノウ- BD版発売!!!



・最高のナチゾンビ映画『処刑山 ナチゾンビvsソビエトゾンビ』の前作に当たる『処刑山 デッド・スノウ』のBD版が到着。レンタル落ちのDVDしか所持していなかったのでこれはかなり嬉しい。

・吹き替えも続編と同様の声優に変更された究極の完全版仕様だ。しかも特典映像も盛り沢山そうなのでこいつは恐ろしい。

・二部作上映を実行し「海に行けばよかった…」と言いたい所だ。

【セイント・モード 狂信】最近観たホラー映画の部類としてはトップクラスに素晴らしい傑作だった。幻想画家であり詩人であるウィリアム・ブレイクを下地に神の予兆に囚われた女性の狂気と受難を描いた究極の神託ムービー。映像表現がガチで最高。

【モービウス】「古き良き超人映画か?時代遅れの超人映画か?」

【モービウス】「古き良き超人映画か?時代遅れの超人映画か?」

・SSUシリーズ最新作「モービウス」を鑑賞して参りました。嫌でも前評判が色々と目に入るもので、鑑賞前から大体はお察ししていましたがまあ普通の映画でした。そう、良くも悪くも普通の映画であり、多くの人の期待を超える事は決して無い映画であったと言えます。

・内容としては様々な作品で延々と擦られて来た王道的なプロットであり、正に普遍的な超人映画の象徴とも称すべき作りとなっている。全体的にMCU以前のマー

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【アンビュラス】「マイケル・ベイらしさの到達点」

【アンビュラス】「マイケル・ベイらしさの到達点」

・マイケル・ベイ監督最新作『アンビュラス』を鑑賞して参りました。ベイ映画の大半は鑑賞して来ましたので本作は一体どの様な作品が観れるのかと勇んだ所、とんでも無く濃厚かつ濃密で能動的としか呼称する他ない最狂のベイ映画となっておりました。

・所謂マイケル・ベイらしさと言えば、スピーディーなカメラワークから連打されるカット数の異常な多さ、派手な爆発を伴ったカーアクション、下から被写体を映すあおり構図に緊

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【マニアック・ドライバー】肉欲、殺人欲、男はただ駆られて。

【マニアック・ドライバー】肉欲、殺人欲、男はただ駆られて。

・光武蔵人監督による和製ジャッロムービー『マニアック・ドライバー』を鑑賞。私はジャッロに滅茶苦茶明るい訳では無いが、ダリオ・アルジェントの全盛期ジャッロ作品群は大好きだし、最初にジャッロを映画化したマリオ・バーヴァの『知りすぎた少女』も大好きだ。(本作にはバーヴァの傑作『モデル連続殺人!』を彷彿させるカットもあったが、あのシーンはシュールで思わず笑ってしまった。)

・そして本作はジャパニーズ・ジ

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【クライ・マッチョ】「人生のオアシスを探して」

【クライ・マッチョ】「人生のオアシスを探して」

・御大クリント・イーストウッド最新作「クライ・マッチョ」を鑑賞して参りました。

・かつてはロデオマンとしてその威光を轟かせたテキサスのマイク。様々な人生の苦難を経て老人と成り果てた彼は恩人であるハワードにメキシコから息子を連れ出して欲しいと頼まれる。その息子ラフォは欲に塗れた母親に縛られる13歳の少年。母親は毎晩パーティを開催する事が出来る程に裕福な金持ちだ。しかし様々な男と色欲に溺れる自分を批

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【スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム】「大いなる力には大いなる責任が伴う」

【スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム】「大いなる力には大いなる責任が伴う」

・トム・ホランド版スパイダーマンシリーズ第3作目『スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム』を鑑賞。

・MCUシリーズとしても大きなターニングポイントといえる濃密な内容。映画史としても貴重な事例となるトンデモない最高傑作でありました。

・もう本当に素晴らしい作品でしたので、感想で多くの事を語るのはやめます。お祭り映画としての側面を全体的に押し出しながらも、ヒーローとしての孤独と責任を完璧に描ききっ

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【バイオハザード ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ】ようこそ地獄の町に!

【バイオハザード ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ】ようこそ地獄の町に!

・新しく一新されたバイオハザード映画「バイオハザード ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ」を鑑賞して参りました。監督は今私が個人的に一推ししているヨハネス・ロバーツ、彼の「海底47m 古代マヤの死の迷宮」という近年サメ映画の最高傑作と言っても良い作品を観た時から大役を任せられる時が来ると確信しておりました。

・そして本作はアンダーソン監督の旧バイオ映画シリーズとは違い原作ゲームを強く意識した作品な

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【ハウス・オブ・グッチ】富と名声と欲望に駆られ

【ハウス・オブ・グッチ】富と名声と欲望に駆られ

・「最後の決闘裁判」という傑作を産み出してから日もまだ浅い御大リドリー・スコット監督最新作「ハウス・オブ・グッチ」を鑑賞して参りました。

・2000年に発売された著書を元に映画化された本作は、事実を捻じ曲げて表現されているとグッチ家がお怒りの作品でもありますが…。筆者はグッチの歴史や事実について詳しくありませんので、その点の整合生がどうという話は避けて単純に映画としての感想を述べようと思います。

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