危ない橋
何度も危ない橋を渡ってきて
命あるのが奇跡のように
突っ立ってる私がいる
這い上がる足を
引きずりおろす
一秒前までは友と呼べる者達が
悪どくのざばっていた
キレイなことを望まれても
おかどちがいと言っておく
平凡すぎて退屈なほどの日々が
いつか描いてた私の夢だった
じわじわと滲んでくる痛みなら
ひと思いに殺してくれと
あばれた時もある
隙間からは他人事だから
笑って暮らせる影が揺れる
人の世はそんなもの
私の血は許してないけど
おんなじことの繰り返しで
あくびがでる生活がしたかった