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『日本人は1/2 癌になる時代』だからこそ何をする?どう生きる?
『やっぱりね。』親戚の叔母がボソッと言った。
胃癌が発覚した時、既に両親他界の我が家。実は両親も胃癌だったのだ。
母が亡くなった時のことはこちら
だからこそ、遺伝子検査の対象にして頂けた事で、両親の家系の既往症についてのリサーチが必要になった。両親が他界しているから、両親の親族に聞くしかなく、私が胃癌になったから教えてくださいとの連絡が必要だった。その時に不意に出たのかもしれないが、きつかった言葉で、腹が立ったのは否めないが、その叔母は健康を気にしており、だからこそ病気になっていない事もあり、ただ腹を立てる相手ではなかった。(だが、何かアドバイスをした上での結果を聞いての発言ならまだ仕方ないが、何もアドバイスを受けた記憶のない人には、決してかけてはならない言葉だとは思うのが本心。)
癌と遺伝子検査の詳細についてはこちらを参照。
『日本人は1/2 癌になる時代』
生涯、何らかのがんに罹患するリスクは男性で63.3%、女性で48.4%とされています(「がんの統計2019年度版」)。
これは事実である。遺伝による癌はレアなパターンだが、調べておくことで我が子たちが予防出来るならと調べて貰う事にしたのだ。
では、何故1/2の確率で癌になるのか?
これは断言はされていないが、食生活のせい。とも言われている。
病気になった人がやる必要があることは?
病気になったら、病気になった事の意味を考え、そこに届けられているメッセージを読み解き、行動を変えることが大事。
私はそう考えるようになった。自分が癌になってから、しみじみとそのことを実感し、何のメッセージなのか?と行動を変えている。
食生活でも特に変えた3つのことは何?
大きく行動を変えたことは食生活。
特に変えたのは
1) 調味料 2) 食べ方 3) 食べるもの
1)調味料 はどう変えたか?
調味料の選択基準を変えた。
何故だか、お得な商品を選択しがちだった。限られた予算において、調味料に予算をかける感覚は全くなかった。
胃全摘をしてからの自宅療養をしながらある本に辿りついた。
楽天はこちらから
https://room.rakuten.co.jp/twinsmom/1700117344311128?scid=we_rom_iphoneapp_id_others
本の概要は以下
そうだ!食で病気を治すんだ!
末期がんを宣告されて14年の“奇跡のシェフ”
調味料をすべて変える。旬の食材は皮まで食べる。
昔の日本食をヒントに辿りついた命の食事法。
私は14年間、食事の力で末期がんを抑えています。
本業はフランス料理のシェフです。医者から「生きているのが信じられない」と驚かれながら、
死なずにずっと生き続けているので、“奇跡のシェフ”とも呼ばれています。頼ったのは、生きるエネルギーの源、「食」の持つパワー。
人の体は、その人が食べたものでできています。そして、身体の大部分の細胞は、それぞれ一定の
期間ごとに新陳代謝を繰り返しています。
ならば食事の徹底的な改善が、自分の体のがん細胞の勢いをそぐ一方で、健全な他の細胞たちを
元気づけ、命の日延べにつながる可能性もあるのではないか……。
食事で命のリセットに挑戦してみよう。そう思ったのです。 ~はじめにより~
第1章 さらば病院よ、医者よ。あとは自分でやる。
第2章 がんは食事で抑えられる
第3章 がんを遠ざける基本は、まず調味料を変えること
第4章 私が辿り着いた、がんで死なないための食事術
第5章 がんを抑え続けている私が毎日やっていること
第6章 憎まずに、がんと寄り添う心が命を延ばす
この本の中で、調味料を選ぶ数百円の差で命が買えるとしたらどうするか?といった一文を読んでハッとしたのだ。
選ぶ理由が価格優先なのか、選ぶ理由が生命の長さや健康が優先なのか? 治療を終えたばかりで多額な支払いとあり得ない恐怖感を抱いた経験をしたのが、胃全摘の入院生活。
今までにも、健康についての発信をする数名の方々の発信は気にしつつも、本格的には生活に取り入れていなかった。
『今が変わるタイミング』
自然と感じた。胃がないからこその食事メニューなども学び、世の中で良いと言われている食材が、胃全摘した人には不適切だったりすることもあり、食材についても知識を増やしていった。
退院する時には本を買ってきたのはかなり役だち、術後1年半経過する最近でも、参考にしている本はこれ。
胃がなくなるということは?というような内容もあり、食べ方についてなど、レシピだけじゃなく、新しい体についての知識も得られるところもおススメだ。
また、鉄分をとるならとかから索引できるのも、いざ料理する時助かる。体調に合わせてのメニュー選択が出来ることで、術後も助かっている。
こちらも味覚などが変化する時に役立つメニューが豊富だ。
さて、変えた調味料たちは沢山あり、調味料だけで新しい記事が書けるくらいだ。詳しい紹介はまた別途記載する。
例えば、出汁。
親が使っていたから、、、だけの理由で使っていたものに疑問視してみることにした。
友人達の退院ギフトで茅乃舎の出汁をいただき感動した。自宅療養中は時間があることで、出汁を水から出すことを当たり前に変えられた。
様々試してお気に入りになり、リピートしている出汁はこちらから。
醤油や、塩、砂糖、バター、、ケチャップ、マヨネーズ、ポン酢、ごま油、オリーブオイル、米油、あらゆる種類の調味料を価格重視ではなく、健康重視で選択を変えた。
2) 食べ方 について
私の場合になるが、実は術後すぐよりも、術後半年や1年以上して現れ出した症状がある。入院中から飲食が普通に開始出来、ハプニングはありつつも順調に退院。何故だか食べられて、早々に外食も、友人達との食事会にも、比較的気にしないで参加出来る回復だった。
が、実は大変だったりすることもあった。苦労話をしても仕方ないからしない事だが色々あった。それもまた、術後の生活の記録としてまとめたら、誰かの安心になるのかもしれないと思うと残す意味はあるのかもしれない。
術後すぐではなく、術後1年半越えた今になり、私の身体で、発症しやすくなっているのが、急性低血糖症。これは実は胃全摘の人だけでなく、甘いものをドカ食いする癖のある人がなっていたりする危険性もあると先日テレビで特集もみたところで、軽視するのは怖いというのが、低血糖症だったりもする。
低血糖症状について分かりやすく説明されているサイトはこちら。
どのような症状が見られるのか?低血糖が起こると、汗が出るや手の震え、心臓がドキドキする、顔色が悪くなるなど様々な症状が起こります。血糖値がさらに低くなると頭痛や空腹感、目のかすみ、頭がぼーっとするなどが起こり、最悪の場合には死に至ることもあります。
そんな低血糖症状を予防する方法などは、少しずつ研究している。
食べられるようになり、栄養や食べ方を気にしないでいた警告をしてくれていると『身体が教えてくれているメッセージ』を受け取った。
2019.01.09 の記事ではあるが、普遍的な内容であり、野菜から食べることや、たべたらNGな商品記事など、気にしている事がまとめられているのは、Tarzan サイト!
食べ方ひとつで血糖値は安定する! 血糖値を安定させる食べ方8つの基本
少しずつでも知識を増やして、健康的に楽しめる心身でいたいもの。
3)食べるもの について
低血糖の症状が現れるようになってからは、ダイエットにも通じているし、身体つくりの意味からも、炭水化物を食べる当たり前から我が家の食事は変化させてきた。子供たちが欲しがらずに教わるようなこともある。
意識して豆を食べることを増やしたり、レバーを食べたり、きのこやカラフルな野菜や海藻を摂取したり、発酵食品やネバネバ野菜を摂取すること、玄米酵素を取り入れてみたり。
そして、全排除とまでストイックにはいかなくても、昔に比べたらジャンキーフードを除外している。
完璧はないし、ストイックすぎなくても良いけど、身体に良いものを取り入れていく、取組みはしている。
我が子たちが喜ぶものや、家事の時短や食べちゃいたい!を優先させることもある。
ゼロには出来ていないが、マイナス行為を減らすことも、プラス効果を生み出していくには必要なこと。
共通して大事なこと
出来ることをやってみる。継続出来ること、良き習慣を増やしていく。無理はしすぎない。
何事にも共通しているのではないか。
食べられる日もあれば、水も飲みにくい日もある。食べたら眠くなって、寝かされていたり、ひたすらだるいこともある。食欲旺盛な日もあれば、また、食欲なく、食べなくても良い日もある。全く気にならない日もあれば、恐怖や不安に囚われることもある。薬などによる怠さもある時もあるし、大丈夫な時もある。
体調良い日もあれば、悪い日もある。
病気になった人だけでなく、実は生命あるみんなにあること。頻度の違いはあるけど。
気にしすぎないで、上手く新しい身体と付き合っていくしかないのだ。
『出来ることを出来る時に取り組んでいこう』という話は、かなり当たり前の話でありながら、実は奥深い話だったりすること。
癌になるのが1/2 の確率であるならば、どちらになるかわからないなりに、自分や家族が、選択行動して得られる未来もある。
『出来る時に楽しむ!』ことだって含まれる。
貴方が今と未来の為に選択する事は何?
人生は限られた時間だ。後悔しない人生として日々をいきたいもの。
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