【詩】酔-水.鏡-狂
ザザ降りと 沈む夜明けと 水鏡
浴槽を逆さにした夜明け
朝陽が地から沈んでいた
運転席が水底にあるAqua
不運の悪魔に魅入られた?
ありのままを伝えたいけれど
外れちゃくれないlimiter...!!
堤防
ぶち壊し
溢れ零れる
原型を留めぬ
鮮やかな黒い虹
Crazy Rainbow!
いと美しき二十五時
みんなで同じ服を着て
似たような髪型に揃え
お上品な言葉を使って
それを正と言うのなら
俺は皆様の言う「正」じゃなくていい
身に纏いたいものを着て
己が満足する髪型をキめ
言いたい放題お話してさ
「正」は手前で決めりゃあいい
液晶画面ばかり見て
世界の全てを人任せ
くそつまんねぇ人生だなぁ。
やりたいようにやればいい
腹の底からから叫べばいい
ただね、
ヒトに迷惑は掛けんなよ
その物差しは相手にある
一線越えたらそのときは
相手と目を合わせ誠実に
「ごめんなさい」を言えばいい。
じき西から夕陽が昇る
南中高度におつきさま
一年にほんの何度かは
こんな酔狂になってもいいじゃない。