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私が瞑想する理由 Part1 〜セルフケア、してますか?〜

こんにちは!苗ぷろ。CEOのめいかです。

突然ですが皆さん
自分の心を労ること、慈しむこと。ちゃんとできていますか?

そして、瞑想ってご存知ですか?

今回の記事はPart1ということで、私がメンタルケアに興味を持った理由から、大学生にセルフケアが必要な理由まで、お伝えしたいと思います。

セルフケアの方法がわからない!
ストレス発散の方法がわからない
抑うつを感じている
瞑想に興味があるがハードルが高い

↑という方に是非読んで欲しい...!✨

先にお伝えしますが、この記事(のシリーズ)を通して、自分と向き合う時間を作り、自己需要を高められる学生が増えればいいなと思います。

▼目次
①私がセルフケアに関心を持った理由
②セルフケアとは
③大学生の抑うつ傾向とは?


①私がセルフケアに関心を持った理由


私がセルフケアの必要性を感じたのは、去年の春。緊急事態宣言で自粛を余儀なくされている期間でした。
私は当時大学1年生で、本来なら待ちわびた大学生活に期待を込めて新生活をスタートさせているはずでした。

期待していた大学生活とのギャップ

頼れる人がいない中で、物事だけが進行していくさま

毎日報道されるネガティブなニュース

慣れないzoomでの授業(ブレイクアウトルームで話しかけても返ってこなかった時は、流石に心が折れました😌)

他にも、大学に入って初めてのことばかりで上手くいかないことが多く、ストレスが蓄積されていくのを感じていました。


▼オンライン授業1日目に高校時代の友人に送ったLINE、私を体現する最高スタンプ(すこ)

素材


ですが当時の私は、「セルフケア」っていう概念すら頭の中になく、自分の心に向き合う時間を、意識して取ろうと言う発想はありませんでした。

それよりも、「なんで私はこんなことも出来ないんだ」「とにかく遅れを取らないようにしなきゃ」というマイナス思考で自分を追い込み、完璧ではない自分を受けとめることに時間と労力をかけてました。

気付いたら2ヶ月で体重が5キロほど落ち、一学期末のある日には溜まった感情が爆発し、「もうこんな生活無理〜!!」と大号泣してしまいました。(同じ代の皆、私たちよく頑張ったよね❗️)


このような期間を経て振り返り、当時の私は自分の心を痛めつけるだけで、そのケアをしていなかったじゃないかと思い至りました。

語弊のないように、「風邪」の症状に例えると
「風邪をひいたあとに、ちゃんと治療しなかったじゃないか」ではなく
「風邪をひかないように、日頃から自分を労っていなかったではないか」と言う考え方。

もう私を大号泣させないために、日頃から自分と向き合い、自分を慈しむ時間を意識して取りたい。

これが、私がセルフケアに関心を持ったきっかけです。


②セルフケアとは

私が何度もこの記事の中で使用してきた「セルフケア」と言うワード。

「自分に自分でケアをする」と言う言葉通りの意味で、厚生労働省の『労働者の心の健康の保持増進のための指針』の中で、心の健康を作るための一つの策として挙げられています。*1

セルフケアの具体的な項目としては

・ストレスやメンタルヘルスに対する正しい理解
・ストレスチェックなどを活用したストレスへの気付き
・ストレスへの対処

が挙げられており、ストレスの認知を自分で行うこともケアに必要なのだということが伺えます。

参考文献
*1:  厚生労働省 独立行政法人 労働者健康安全機構.  ”職場における心の健康づくり〜労働者の心の健康の保持増進のための指針〜” . 

③大学生の抑うつ傾向とは?

2009年の1270人の大学生と短期だ大学生を対象に行った調査で、うつ性自己評価尺度であるSDS (Self-rating Depression Scale) の平均得点は44.43だったというレポートがあります。*2

この点数は、原版(原版著者:W.W.K.Zung)のSDSで「軽度のうつ状態」と分類されます。*3

※「軽度のうつ状態」原版 SDSで40~47点と分類される。
※日本版SDSにおいて「正常な状態」は35点とされる。

全体の平均として、軽度のうつ状態という数値が出るのは驚きですよね。

ですが、授業、課題、将来のこと、インターン、バイト、サークル....など大学生の行動の範囲の広さとキャパシティを考えると、腑に落ちる結果なのかもしれません。

この抑うつへの対処として、瞑想の有用性が注目されており、ノルウェーのある大学では無料でマインドフルネス講座が受けられるそうです!

私の通う大学にもウェルネスセンターがあり、よくお便りや相談プログラムの連絡がきます。
大学生のうちからセルフケアを行うことで、抑うつの将来的な予防にもなりますね。😲

さらに、瞑想は教育の場面で、精神的健康に加えて学習の取り組みにもポジティブな影響を与える可能性があり、最近は講義の冒頭の5分間瞑想がもたらす効果についての研究も公開されています。

参考文献
*2: 塚原拓馬. "SDSを用いた青年期の抑うつ傾向に関する現象記述的研究". 2011.
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jahp/24/2/24_50/_pdf/-char/ja

*3: Zung, WW (1965) A self-rating depression scale. Archives of  General Psychiatry 12, 63-70.

*4: 石川 遥至(早稲田大学文学学術院)ほか. "講義の冒頭における 5 分間瞑想が大学生の心理状態におよぼす効果". 日本マインドフルネス学会. 2020.
https://mindfulness.jp.net/Journal/wp-content/uploads/2020/08/jjm51ishikawa200828.pdf


次回は瞑想の実践について、詳しくレポートを投稿したいと思います!

最後までお読みいただきありがとうございました😊




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