『まず “イエス” それから考えるの』
【奇跡をつむぐ夜】
またしても実話に基づく感動の物語です。子供の命のために大人達が必死なり、そしてその大人達も心が救われるといったストーリーです!
アメリカの田舎街で美容師として働くシャロン(演:ヒラリー・スワンク)は、アルコール依存症に悩んでいました。生活が乱れており、息子とも良い関係が築けていません。ある日、彼女は新聞で重病で苦しむ少女の記事を見かけ、その家族を訪ねることにしました。少女は肝臓移植が必要でしたが、父親のエドは気難しいシングルファザーでした。治療に必要な金銭を工面でないうえ、たくさんの未払い請求書が溜まっている状態だったのです。シャロンは持ち前の明るさを生かし、少女とその家族のために義援金を募ったりして多くの人の力借ります。職人気質で気難しいエドには難しいことでしたが、シャロンのおかげでたくさんのお金が集まります。
しかし、少女の病状は悪化して治療費もその分かかるようになり、ドナーも見つからないという状況でした。シャロンは諦めずさらにお金を集めたり、治療費についても病院と交渉したりして一家のお金を工面します。エドは赤の他人のシャロンがここまでしてくれることに疑問を感じていました。しかし、とある事件をきっかけに、シャロンがアルコール依存症やうまくいっていない生活をなんとかしようと思い、一家に肩入れする想いをエドに打ち明けます。結局は自分のためだとシャロンはエドに伝えるのでした。暫くして、ドナーが見つかります。決められた時間までに病院へ娘を連れていかなければ臓器は次の患者に回ってしまいます。しかし、この日は大雪でした。エドはなんとか娘を病院に連れていこうとしますが、自然には敵いません。諦めかけたエドでしたが、シャロンの呼び掛けで多くの人が救いの手を差しのべてくれます。そして、シャロンにも奇跡が起こるのでした。
個人的には、人に頼るのが苦手なエドに共感しました。1人で解決できないことでも人を頼ると解決できることがある、ということですよね。
そしてシャロンの行動力は圧巻でした。羨ましい!タイトルのセリフは、真面目でやる前からあれこれ考えてしまうエドに向けて、シャロンが放ったセリフです。
そして、救うものは救われる、というメッセージがこの作品にはあったような気がします。シャロンが、一家を助けたのは最初は自分の為だったかもしれませんが、それでも少女の命やその家族は救われたのでやっぱりシャロンの行動は素敵だと思いました(^_^)
終盤の雪かきのシーンで、シャロンが救われる場面があります。一番の見所です!!!
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〈一言メモ〉
ヒラリー・スワンクって今はこんな素敵な大人の女性になってたのですね!私の頭の中では、ミリオンダラー・ベイビーからあまり更新されいませんでした(´∀`;)
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