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『怒りにまかせるには人生は短すぎる』
【アメリカン・ヒストリーX】
■アメリカ/1998年
■監督:トニー・ケイ
■脚本:デイヴィッド・マッケンナ
■出演:エドワード・ノートン、エドワード・ファーロングほか
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正直、前半は退屈だなぁと思っていました。しかし、ラストで全部持っていかれましたね(@_@;)
人種差別問題をテーマにした作品です。
デレク(演∶エドワード・ノートン)は白人至上主義のスキンヘッド集団に所属していました。彼はその中でもカリスマ的な存在でした。ある日、自宅に黒人の車泥棒が侵入し、デレクはこの泥棒を射殺します。
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刑務所送りとなったデレクですが、刑務所で厳しい洗礼を受け、人柄が次第に穏やかな方に変わっていきます。やがて、デレクは3年の刑期を終え自宅に帰ります。しかし、大切な弟が、以前自分が所属していた集団に入っており、白人至上主義に傾倒していたのです。デレクは自分と弟が集団から足を洗うために、暴力沙汰を起こします。そして、白人至上主義の集団はそれの報復として、デレクに痛烈な仕打ちをくだすのでした。
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人種差別にまつわる作品はたくさんありますが、鑑賞の度に心が痛みます。この作品は、「人種差別ってこんなにも根が深いものなんだ、、、」というのが1番の感想です。
繰り返しになりますが、
本当にラストが、、、
結末が、、、
という感じの作品でした。
多くのヒット作に出演しているエドワード・ノートンですが、彼の代表作は?と聞かれてこの作品を挙げる人は多いですよね。私はファイト・クラブの方もとても印象に残っています!アメリカン・ヒストリーXとは役柄が180度異なりますが(笑)
また、エドワード・ノートンはデレクの役作りのため、筋トレに励み体重を10キロ以上増量させたそうです!すごいっ(☉。☉)!
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〈一言メモ〉
鑑賞中、退屈だなぁ、と思っていても最後まで見なてみないと、やはりわからないものですね、、、
改めて実感!!