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『望むものが望む形で手に入るとは限らない』

【プリンセス・プリンシパル Crown Handler 第1章】

■日本/2021年
■監督:橘正紀
■脚本・構成:木村暢
■出演:古賀葵、関根明良、大地葉、影山灯、古木のぞみ ほか


アニメ映画です。絵柄から可愛い女の子がワイワイする感じのモノかと思いましたが、まったく違いましたね。スパイもので、ミステリーでした。アニメが全12話あり、その続編で映画が製作されています。映画は全部で6章の予定で、現在(2023.8.6)は第3章まで公開されています。

舞台は19世紀末の架空のロンドンです。東西に分裂してしまった2つの国家、アルビオン王国(東)とアルビオン共和国(西)は一食触発の状態でした。2国間では情報戦争が裏で繰り広げられており、各国のスパイたちの諜報活動が激化しています。

そんな中、共和国側のスパイ組織「コントロール」に属する少女たちがいました。彼女達は王国側の名門校に女学生として潜入し諜報活動を繰り広げます。


立場・性格・特技、それぞれ異なる5人の少女たちが悩みながらもスパイ合戦の前線で奮闘します。次第に物語は、2国間の争いが激化し、国の王位継承問題にまで発展していくのです。。。

メインの5人はビジュアルが可愛く萌えます。しかし、ストーリーは完全にミステリー調で暗いです。そのギャップがとても魅力的です。

タイトルのセリフはメインの5人以外のキャラクターのセリフなのですが、この前後の会話のやり取りがとても切なかったです。

スパイものの中でもかなりお気に入りの作品なのでぜひ!


プリンセス・プリンシパルの映画です↓↓↓
第2章


第3章


<一言メモ>
第3章を公開されて最初の土曜日に映画館で鑑賞しました。座席がほぼ埋まってたのですが、観客のおよそ99%が男性でした(゚д゚)!ミステリーものやスパイものが好きな方には年齢性別問わずに面白い作品だと思いますのでぜひ(笑)!!!!



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