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『現実はつらく苦しく いいことばかりじゃない でも現実の世界でしか味わえないんだ うまいメシは』

【レディー・プレイヤー1】

■アメリカ /2018年
■監督:スティーヴン・スピルバーグ
■脚本:アーネスト・クライン 、ザック・ペン
■出演:タイ・シェリダン、オリヴィア・クック、ベン・メンデルソーンほか

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「れでぃぷれいやーわん?それならツー(2)の制作も決まってる作品なの?」と紹介してくれた友人に聞き返しました。普通はそう思いますよね?私だけでしょうか、(・・;)?『「レディー・プレイヤー1」まででタイトルなんだ』と友人が何度か説明してくれてやっと理解できました。 鮮やかなバーチャル映像で、迫力満点で見ごたえがありました!


2045年が物語の舞台です。17歳の少年ウェイドは、虚しい現実から逃げるようにVRの世界「オアシス」にのめり込んでいました。誰だってヒーローになれるバーチャル世界は、若者を中心に多くの人々を魅了していました。ある日このバーチャル世界の創設者が亡くなります。「オアシスに眠る3つの謎を解いた者に全財産56兆円と、この世界のすべてを授けよう」という内容の遺言が発表されます。ウェイドと仲間たちはその謎を解くべく、争奪戦の渦へと巻き込まれていくのでした。



ストーリーから映像の技術力まで、本当に「バーチャル」という言葉がぴったりの作品ではありましたが、監督のスティーブンスピルバーグがこの作品を通して伝えたかったことは、終盤に出てくるタイトルのセリフに詰まっているのではないかと勝手に思っています。私も映画や海外ドラマにはまってすぐにインドアになります。しかし、どんなにいい作品を見て胸いっぱいになっても腹は満たされません!!!映画の主人公たちのように現実世界でもサバイバルして人生楽しみたいものですね(^^)

それともちろん、森崎ウィンの「俺はガンダムで行く!」も間違いなく名ゼリフ。。。です!

レディ・プレイヤー1みたいな非現実世界ならこちらも↓↓


【A.I.】

■アメリカ /2001年
■監督:スティーヴン・スピルバーグ
■脚本:スティーヴン・スピルバーグ、イアン・ワトスン
■出演:ハーレイ・ジョエル・オスメント、ジュード・ロウ、フランセス・オコナーほか

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レディ・プレイヤー1と比べると暗い感じの作品ですが、非現実的な世界感なのに大切なことが伝わる作品といった意味では似ている気がします。監督が同じですから当然なんでしょうが・・・


未来の物語です。人間型ロボットが人間の生活のほとんどをこなしいる世界です。最新の少年型ロボットであるデイビッドは「愛情」の感性が組み込まれていました。しかし、引受先の家族に捨てられてしまいます。人間に近い感情をもつデイビットは、その悲しみから「人間になる方法」を探す旅に出るのでした。


これといった名ゼリフは見当たらなったのですが、子役のハーレイ君の演技力に感動しました。ロボットでもこんなにも人間らしい感情を持っていると、もう人とAIの境界線はほとんどなくなるような気がします。
こんな世界がいつか本当にくるのだろうか・・・

<一言メモ>

名ゼリフや名言ですが、外国語の作品の場合、翻訳家のセンスにかなり左右されますよね。実際はだいぶ違うニュアンスなのかもしれません。、、、まあいっか(笑)タイトルにしている名ゼリフも「メシ」と訳しているのところがGOOOD!!雰囲気や響きにピッタリ!


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