見出し画像

『すべてに関われる程人間は強くないんだ 逃げるのは敗北じゃない』

【すばらしき世界】

■日本/2020年
■監督・脚本∶西川美和
■出演:役所広司、仲野太賀ほか

いよいよ「すばらしき世界」がアマプラで無料配信が始まりましたね。ずっと待ってましたよ( ´∀` )西川監督の役所広司主演、期待大ですな('ω')


元ヤクザで殺人犯の三上(演:役所広司)は13年の刑期を経て旭川刑務所を出所します。

カタギとして生きていくため東京へ行き、身元引受人の弁護士の元を訪ねます。社会復帰と自立を目指す三上ですが、前科者の三上に待っていたのは厳しい社会の現実でした。なんとか仕事を得ようともがくのですが、お金もなく、前科があるということから免許一つ獲得するのに苦労します。そして、元ヤクザということもあり、血の気の多い自分を抑えるのに苦しみます。


ある日彼のもとにテレビディレクターとプロデューサーが訪ねてきます。彼らは前科者三上が社会復帰するためにもがく姿をドキュメンタリー番組として制作したいと申し出ます。

番組制作を進めていく中で、ディレクターは三上の経歴が記された「身分帳」に目を通します。そこに書かれていた、三上の壮絶な生い立ちに驚愕しながらも、取材の中で少しずつ三上と心を通わせていくのでした。


原作は直木賞作家、佐木隆三氏の小説「身分帳」です。これは実話をもとにして書かれて小説です。鑑賞後、こんな壮大な過去と人生を持った人が映画の中ではなくて本当にいるんだな、と思うと複雑な気持ちになりました。

そして、やはり、役所広司さん最高です(^^♪
もちろん生で役所広司さんを見たことはないのですが、映画の中での役所さんはどこかで会ったことがあるような気がします。「こういうおじさんいるいる!」と思わずにはいられないからでしょうね(⁠•⁠‿⁠•⁠)

久々社会問題をテーマにした邦画で大満足でした(^^)/


役所広司さん出演の作品ならこちらも↓↓↓


<一言メモ>


最初から最後まで悲しい場面が多いのにも関わらず感動する作品は、本当に素晴らしいですよね。お勧めある方は教えて下さい(^^)/




いいなと思ったら応援しよう!