見出し画像

2025年 やらないことリスト

時間、体力、集中力は有限。時間は人類みな平等だけれど、集中力は個人の体力や脳のつくりによってもだいぶ違ってくる。その日の天候によっても左右される。だから、気力・体力・注意力を消耗させないことを意識する必要がある。まずは、無駄遣いしている時間を可視化すべく、リストアップしてみた。無駄遣いのような行為、それ自体が楽しくて有意義ならいいのだけれど、不毛さを感じているのなら、やはりやめたほうがいい。

ちなみに、2025年にやりたいことはこちら

2025年 やらないこと・やめたいこと


1 通勤電車の中で、スマホでニュース記事を延々と見ること

数年前に、X(旧Twitter)をやめてからは、「Yahoo!ニュースとGoogleニュースは見てもいい」という謎ルールを作った。社会人なんだから、情報収集はしなきゃとは思っていた。実際は、圧倒的にどうでもいい情報を拾っていることのほうが多い。アクセス数を狙っているだけの煽り記事がぎょうさん出てくる。そんで、Yahoo!のアルゴリズムは、大したことがないので、育児やお受験記事、夫婦の問題、塾の広告記事や赤ちゃん用品のサイトなども表示され、鬱陶しい。独身で子どもがいないことぐらい、スマホの中を見りゃわかるだろ、と思う。芸能情報は、情報源がテレビ・ラジオ・SNSのこたつ記事ばかり。限られた脳みそのエネルギーをそんなものに使ってはいけない。

2 Yahoo!のリアルタイム検索

電車の遅延情報などを確認する際、リアルタイム検索は便利だ。しかし、事件や好きな芸能人の情報、映画のレビューなどを延々と見てしまうことが増えてきた。人がどう考えているのか、評判が知りたい、というのは人類の本能なので仕方がない側面はあるのだが、見終わったあと「そんなに情報は得られなかった」と思うことがほとんど。やめるべし。

3 通勤電車の中で、スマホでグルメサイトを延々と見ること

自炊は嫌いじゃないが、自分の料理には飽きる。そんなとき、食べログやGoogle検索で、お店の情報を調べるのは楽しい。実際に行ける距離なのか、予算範囲であるかどうか、定休日はいつかなど、いろいろ確認する。これも複雑な思考はしていないが、複数のアプリを立ち上げて、あちこちを見るので脳を疲労させている。食べることばかり考えない・検索しない。

4 帰宅後にベッドに横たわり、スマホをながめること

退勤後に疲れ果てていると、まず、ベッドに横たわる。そして、ぼーっとしたり、仮眠を取れればいいのだが、それをすることはない。スマホを取り出して、引き続きYahoo!ニュース、YouTubeとPodcastのチャンネル更新チェック、Amazon Primeの新しいコンテンツをチェックして、ウォッチリストに追加したりする。

そのまま、ずるずるとYouTubeを見始めることが多い。YouTubeにはショート動画もあり、動画のキャプチャの右下に時間が表示されているので時間の見通しが立つと勘違いするのだろう。たいてい次の動画を見始めてしまうことが多いので、時間の見通しはむしろ立たなくなる。映画やドラマはその世界観に入り込むまで時間がかかるが、YouTubeの多くの動画はおしゃべりなので、気合いを入れなくても見始めることができる。本当に見たくて見ているのならいいのだが、脳が働かないからと惰性で見ていることのほうが圧倒的に多い。やめるべし。さっさと風呂に入ったほうがいい。

5 寝る前にスマホを見ること

寝る前のスマホは、上記1から4のことを全部やっている。目も痛くなるし、乾燥するし、頭も疲れるし、微妙に興奮して眠りも浅くなる。やめるべし。

6 必要性のないGoogle検索

ちょっとでもわからないこと、気になることがあると、すぐにGoogle検索してしまう。スマホを持った時点で、検索せずに違うことをやり始めてしまうこともある。いわゆるスマホ認知症だよね。

要するにスマホをやめたい

なんちゅうか、スマホに支配されていて、スマホを使ったサルになっている。そんで、この状態になるのは、はじめてのことではない。2021年頃、シングルタスクへの道脱スマホへの道という記事を書いていた。当時の混沌は脱しているが、今の方がスマホに依存して、スマホに触ることに癒しを感じているような気がする。

Yahoo!アプリとGoogleニュースは削除した。そして、スクリーンタイム日記でも始めようかしら。Duolingo(語学学習アプリ)とKindke(読書アプリ)はいくら使ってもよい。本当、スマホを作った人、中毒性の高いアプリを作った人は天才。でも、何かを得られたという実感は乏しい。注意散漫、スマホ認知症、脳疲労などを引き起こす。ここまで欠点がわかっているのだから、そろそろ潮時。アナログ目覚まし時計を活用して起床する。寝床にスマホは持ち込まない。

2025年 あきらめること

1 仕事のための自己研鑽をすること

これは現職の仕事に関連する書籍を読んだり講習会に積極的に参加することを指す。しかし、こちらに時間と体力を使うと、自分のやりたいことができなくなる。メルマガなどには登録しているので、その情報はチェックしておくようにする。無理に能動的に動かない。わたしは仕事は嫌いではないが資本主義は好きではない。それに「生活のために働いている人はちょっとね…」という経営者の言葉を聞くたびに鼻白む。仕事は生活の一部にすぎない。

2 過去の仕事のマニュアル・テキストを作ること

以前の仕事の専門知識、それほど汎用性はないので、同じ職種の人たちにしか役に立たないたぐいのものなのだが、それをマニュアル化したい、テキスト化したい。VTuberとして、おしゃべりをするのも良いかもと思っていた。だけれど、それをやると、先送りしていたものをさらに先送りすることになってしまう。アイデアを考えているときは楽しかったのだが、今はその膨大な作業量にやる前からげんなりしている。だから、今は手をつけないことにする。あきらめよう。その仕事を現在やっていないので、なかなかモチベーションが高まらない、ということもある。心に火が付かない。

まとめ アイデアを脳の中でぐるぐるさせない

やりたいことに思いめぐらせたり、ああしよう、こうしようと考えるだけでも、脳は疲れる。その未来への想像を実現化することに着手できればいいのだろうけれど、できない、できていない状況が続くと、結局、自己嫌悪に陥り、「わたしはダメ人間」と再確認するだけ。精神衛生的に良くない。

今年の個人プロジェクトはnoteと創作だけ。とにかく、それだけをやって、ほかは欲張らない。そんなにたくさんのことはできないのだから無理はしない。「書くこと」は内省であり、わたしにとっては一種のパズルゲームでもある。表現したいことを手持ちの文法と語彙・熟語・連語で組み立てていく。しっくりこないこともあれば、ずれてしまうこともある。落書き程度のものしかアウトプットできないかもしれないが、スマホをだらだら見るよりはマシ。少なくとも形に残る。何か残っていれば、(やっても駄目だったということで)あきらめもつくというものだ。

いいなと思ったら応援しよう!

佐藤芽衣
チップをいただけたら、さらに頑張れそうな気がします(笑)とはいえ、読んでいただけるだけで、ありがたいです。またのご来店をお待ちしております!