単純化の極の心地よさ
私は、シンプルなものが大好き。
ファッション、メイク、食べ物、生活 etc・・・・・。
なぜって、すっきりしていて心地がいいから!
以前習っていた生け花の項目に、
「単純化の極(きょく)」
というものがあった。
そのコンセプト、作品の佇まい、その作品を作り上げるまでの精神を研ぎ澄ませる過程、何を捨て、何を残すか、
極限までそぎ落とした先に究極の美があるという考え方は、私の心をぐっと捉えた。
足し算した美しさももちろんあるけれど、
でも、私にとっては、引き算の美がとっても心地よく感じた。
何だか心が、視界が、思考が、すべての不純物が取り除かれてすっきりとしたようで。
そんな私のメイクはとってもシンプルで、ほぼすっぴんであるけれど、
それは私が心地いいからやっている。もちろんマナーやTPOはある。
でも、いつでもばっちりメイク、なんてことはしない。
もちろん、完全なるすっぴんでも堂々と出掛ける。
単に面倒くさがりな性格もあるけれど(笑)
食事も、凝った味付けにするよりも、素材そのものの優しい味付けが好き。
シンプルが一番いいと思う。
服も、自分が好きで、似合うと思って気分の上がるものだけを持っている。
おかげで、組み合わせに失敗することがあまりない。
快適である。
情報過多の時代、色んな価値観に溢れ、その中には魅力的な事、憧れるもの、自分には合わないもの、悪魔のささやき声。
何かと振り回されやすくなりがちだけど、
私は、この精神を自分の軸として、大切に生きてきたい。