めぐりごと/小野由布子(i-passトレーナー)

胸を張って生きれていますか? 「心はどんよりしているけど、メンタルクリニックで"治せる"悩みではない」 「自分が努力して変わるしかない」そう思っていませんか? 自己肯定感の低さによるお悩みは努力や人格、性格の問題ではなく、知識を得ることで解消できることが沢山あります。

めぐりごと/小野由布子(i-passトレーナー)

胸を張って生きれていますか? 「心はどんよりしているけど、メンタルクリニックで"治せる"悩みではない」 「自分が努力して変わるしかない」そう思っていませんか? 自己肯定感の低さによるお悩みは努力や人格、性格の問題ではなく、知識を得ることで解消できることが沢山あります。

マガジン

  • 自己紹介

    経歴やi-psssトレーナーについてなど自己紹介になる記事をまとめています。

  • メンタル雑記

    メンタル系の話でふと考えたことや気づいたことををランダムに書いています。 「自己存在肯定感の教科書」は自己肯定感向上のために 必要な知識や概念を体系立ててお伝えしていますが、 こちらのマガジンはメンタル系にテーマを絞ったブログです。

  • まいにち

    日々の中で感じたことや考えたことを記したブログです。

  • 自己"存在"肯定感の教科書

    自分が嫌い、人と比較してどんより、自分責めがやめられない、「自分を愛する」とか「自分と向き合う」のやり方がわからない。 そんな「胸を張って生きれる自分になりたい」方を導いてきた講座資料を基に ❶自己肯定感とは何か? ❷自己肯定感が上がったり下がったりする仕組み ❸自己肯定感の育み方 を解説しています。 便宜上「自己肯定感」と表記していますが、自己肯定感の正体を突き詰めて考えていくと 「自己"存在"肯定感」という表現の方が適切なのではないか?と考えています。そのため、マガジン名は「自己"存在"肯定感の教科書」とさせていただきました。

  • 図書室

    好きな本や読んだ本のご紹介です。(良かった映画も入るかも。) おすすめしたいものは★をタイトルに記載しています。 ★★★・・・めっちゃ良い!有給をとってでも是非。 ★★・・・とても良い!休日や時間のできた時に是非。 ★・・・良い!次の候補が浮かばない時には是非。

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コーチでもカウンセラーでもない『i-passトレーナー』という仕事

はじまり2023年11月 現在運営している「Next Chapter Program」の 構築に着手しました。 このプログラムは、 「自分嫌い」や「比較思考」「自分責め」 「生きてる意味がわからなくなる」など 自己肯定感の低さを原因に "生きづらさ"を抱える方向けの 自己肯定感向上プログラムです。 モニターさんに約4ヶ月間 受講していただきながら 本当にこのカリキュラムやサポートで 成果(ご満足いただける結果)に導けるのか? どのような方に適しているプログラムなのか?

    • うつ病から3年後「自分を大切に」の学びが一旦完結

      これまでの自己紹介シリーズでは 心理学やスピリチュアルを通して 自分の感情や心に目を向け、心を向け 「自分を大切に」の意味を徐々に理解し 徐々に「自分と向き合う」が できるようになっていった経緯を書いてきた。 前回、「自分に優しく」のステップののちに 感情の裏にある「自分の本心」 (どうあり在りたいか、どう生きたいか)を 見出すことができるようになれば 「自分を大切に」は8割完成と書いた。 今回は残りの2割について書きたいと思う。 残りの2割の要素は 「何を選択するか自

      • 「自分に優しく」と「自分を大切に」の違い

        前回はスピリチュアルとの出会い そしてそれが 私にどんな影響を与えたかを書いた。 うつを寛解し、社会復帰したものの 社会生活の中で「自分を大切にする」が むずかしかった話を以前書いたが スピリチュアルと出会ったことをきっかけに 「自分を大切に」の本質が見え 社会生活の中でも「自分を大切に」が できるようになっていった経験を 今回は書いていきたいと思う。 ************************************ スピリチュアルの概念によって 生きる感覚が変

        • 心理学の限界に気づく

          前回までは、心理学との出会いを書いてきた。 心理学と出会ったことで それまで目を向けたことのなかった 「心」というものの存在を なんとなく理解していった。 心理学なしに、うつを克服することは できなかったと思う。 (一時的に回復しても社会復帰したら 再発していたはずだ。) しかし、両親への確執というものと 「自分を大切に」が難しいという問題が 心理学を学んだだけでは解消できずに残っていた。 心理学を学んだことで 漠然とあった両親への心の距離のようなものが 言語化され構

        • 固定された記事

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        記事

          腸と丹田って関係してるの・・・?

          先日、こちらの記事に歯科医の方からコメントをいただいた。 この方のコメントによると、口腔の治療をすることで 私が心理学を学んだことと 同じような効果を発揮するとのことだった。 つまり、口の治療で心が元気になる人がいる、 ということである。 下記はいただいたコメントの抜粋だ。 最初は全く意味が分からなかった。 先方のnoteにこのことを綴られているとのことたっだので 投稿されている記事を最初から読み進めた。 「歯科(アゴ)の治療をすることで心の問題が改善される」 歯科で

          腸と丹田って関係してるの・・・?

          社会生活の中で「自分を大切にする」が難しい

          前回は、 「自分と向き合う」とは何か?について書いたが 今日はまた、うつ病を克服した後にあった 2つの壁に話を戻してゆきたいと思う。 心理学を学んだことが うつ病から回復するきっかけになったが 心理学を学んだことで生まれた 両親へのわだかまりの念が 壁の1つであったことは 前回まで書いてきた通りだ。 そして、もう1つの壁は 社会生活の中で「自分を大切にする」って どうやるのか?という問題だった。 この「自分を大切にする」も 前回書いた「自分と向き合う」に並んで 言葉は

          社会生活の中で「自分を大切にする」が難しい

          「自分と向き合う」が出来るようになった時のことを振り返り「自分と向き合う」を解説してみる

          昨日は心理学を学んだことで生じた 両親への確執について書いた。 両親への激しい怒り 一方でそんな感情を持つことへの 罪悪感や羞恥心 その板挟みは 今振り返ってみると数年続いていた。 板挟みの状態が苦しかったのだろう。 罪悪感や羞恥心からはいつの間にか目を背け 当時の自覚としては 「嫌い」という怒りの感覚だけを残していた。 目は背けているものの 「罪悪感」や「羞恥心」は 勝手になくなるものではない。 その後ろめたさも相まってか 両親への心の距離はどんどん開いていった。

          「自分と向き合う」が出来るようになった時のことを振り返り「自分と向き合う」を解説してみる

          心理学はうつを治してくれたが葛藤も生んだ

          社会人1年目でうつ病になった話 そして 服薬・休養をしながらも 心理学に出会ったことでうつを克服できた話 を、書いてきた。 前回は、 「心理学を学び、うつを寛解でき めでたし、めでたしで終わるほど 心や人間は簡単でなかった」 という言葉で締め括ったが その後に待ち受けていた乗り越えるべき壁と 乗り越えた経緯を数回に分けて 書いていこうと思う。 うつを克服した後に待っていた壁は2つ。 1つは 心理学を学んだことで抱いてしまった 両親へのわだかまりの念。 もう1つは

          心理学はうつを治してくれたが葛藤も生んだ

          休養と心療内科では治しきれなかったうつ病を寛解した方法

          前回の記事では 新卒1年目でうつ病になるまでの話を 書かせてもらいました。 本記事はその続編です。 療養と服薬と身体の回復新卒入社から1年足らずで 心身の限界を迎えた私は東京を離れ 実家で療養させてもらうこととなった。 実家に帰ってからの2ヶ月ほどは 病院以外は家から一歩も出ず 家にいてもほとんどの時間を 眠って過ごしていたと思う。 そんな数ヶ月を過ごしたのち 休養と服薬が効いてきたのか 頭痛、吐き気、倦怠感などの 身体症状は改善していった。 でも、うつ病になる前には

          休養と心療内科では治しきれなかったうつ病を寛解した方法

          新卒1年目、うつ病になる

          約10年間(2024年現在) 心のことを学んできたが きっかけは、新卒1年目の冬に うつ病になったことだった。 当時23歳になったばかりだった。 それまでは、心理学に一切の興味もなければ 自分のメンタルに課題があるなどとは 思ったこともなかった。 根から元気なタイプだと思っていたし 周りからもそう見られることも多かったと思う。 でも、今ならわかる。 当時、自信があるように思っていたのは 自分のダメな部分を一切見ることが できていなかったからだろう。 自分に対しても周囲

          「引き寄せ」の落とし穴

          みなさんは、「引き寄せの法則」とか 「この世の仕組み」 「成功法則」みたいなものって興味ありますか? 何か悩みを抱えていたり、人生辛いって方は 興味を持ったことがあるのではないでしょうか。 かくいう私も、 もう10年近く前ですが、ニューアースや エイブラハムなどを筆頭に 引き寄せ系の本もたくさん読み 実践していた時期があります。 が、「引き寄せ成功」と言えるような変化はなく いまいちピンとこないし 自己啓発系になると ポジティブで溢れた世界観に違和感を持ち 興味は薄れ

          「タテマエ」が変わると「アタリマエ」が変わっていく

          前回、「大人の寺子屋 次世代継承塾」に参加し 大人の学びの秘訣や醍醐味に気づいた話を書いた。 この講演会のゲストであった 社会学者 上野千鶴子さんの言葉で 最も印象的だったのは 「私は"建前"を変えようとしているんです」 という言葉だった。 主催の村上信男さんが上野さんとの対談の中で 「それでも(上野さんが課題と捉えている問題は) なくなりませんよね?」というようなコメントをされた。 すると上野さんは 「"それを言っちゃあ、おしめぇよ"なのよ」と。 「人間の負の部分は

          「タテマエ」が変わると「アタリマエ」が変わっていく

          【大人の学びの秘訣】ミクロとマクロが揃って起こるアハ体験が大好き。

          先日、元NHKエグゼクティブアナウンサーの 村上信夫さんが主宰されている 「大人の寺子屋 次世代継承塾」に伺った。 その回のゲストは 社会学者の上野千鶴子さん。 誘われるがままに 初めて伺った講演会だったのですが とにかく面白くて、先の予定が出ている回 全て予約を入れてしまいました(笑) 何がそんなに面白かったかというと 学生時代以来、考えることがめっきり減っていた 「日本はどうしたら良くなるか?」を 正面から考える機会になったから。 所属していた環境の影響が大きいで

          【大人の学びの秘訣】ミクロとマクロが揃って起こるアハ体験が大好き。

          #2「自己肯定感」と「自己"存在"肯定感」②

          「自己肯定感」は"オワコン"ではない前の記事、#1「自己肯定感」と「自己"存在"肯定感」①では、「自己肯定感」という言葉の扱われ方の現状についてお話ししてきましたが、この現状の背景には2020年前後?に起こった「自己肯定感ブーム」があります。 「メンタル」という、目には見えない、数値でも把握しづらいものへの意識や注目が高まったことは、このブームのプラスの側面であったと考えますが、 一方で、定義が曖昧で漠然としていて、複雑な概念のままに"わかりやすさ”を好まれるメディアや

          #2「自己肯定感」と「自己"存在"肯定感」②

          #1 「自己肯定感」と「自己"存在"肯定感」①

          本マガジンのタイトルは「自己"存在"肯定感の教科書」ですが、マガジン内の記事では、主に「自己肯定感」という言葉をつかっていきます。 そして、書き手の私にとっては「自己肯定感」と「自己存在肯定感」の意味に違いはありません。 であれば、「自己”存在”肯定感」という言葉は使わず、一般的に広まっている「自己肯定感」で統一をすれば良いのですが、なぜ、「自己"存在"肯定感」という言葉を使うのかを、お話しさせてください。 「自己存在肯定感」は正式に使われている言葉ではないまず初めにお

          #1 「自己肯定感」と「自己"存在"肯定感」①