人生の空白期間こそが人生を豊かにする
こんにちは、めげないやつ子です。
私は、人生に空白期間があった人の話を聞きたいし、そういう人に私の話も聞いてほしい。
一緒に仕事をしたり協力して活動をするなら、そういう人の力を借りたいし仲間でいてほしい。
最近 特にそう思う。
それまで走ってきた足を止めるのは怖い。
早い流れの中 止まるのは勇気がいる事だし、本当は止まりたくなかった人もいると思う。
でも空白期間は、\自分の人生の道/を見つけるための時間になる。私はそう考えている。
空白期間こそが その後の人生を豊かにすると気付いたからだ。
空白期間とは、例えば、
3年間 不登校で過ごす
適応障害で1年間休職する
仕事を辞める
家にひきこもる
自分の人生これでいいのかと前に進めなくなる怖くなる動けなくなる
こんな感じの社会的に見たら何者でもない時間を過ごした経験があるかどうか。
“どこにも属していない自分”
焦りや不安、虚しさや空回り感、過去、役割りや意味、それまでの人生を振り返る時間。
それも数日ではなく、永遠に感じるほどの時間を受け止めた事がある人は、深さや重さがあるのにどこか軽やかだ。
自分をごまかせない。
そういう強い意志が心の中にあるという事だと思う。
ただし、せっかくの空白期間に元に戻ろうとしたらそれは全く意味のない時間になってしまう。
いやそれどころか自分を見つけられないままなのだ。
過去には戻れないし、戻ろうとした瞬間に空白期間は延びる。
空白期間自体は良い。
でも もうそこから抜け出す時がきているのなら動き出した方が幸せだと思う。
過去ではなく未来を向く。
それも自然にそうなる感覚。
そのためには、やはり過去を受け止めて今を感じる事だと思う。
空白期間は人生でかけがえのない時間だ。
そこでどれだけ自分と向き合えるか、どれだけ本当の自分を理解できるか、それがとても大事なことなのだ。
逆に、思春期以降の人生で一度も止まった事がない人は、止まれたはずの力をどこにぶつけてきたのだろうかと、他人の事ながら心がザワつく。
何となく、止まる力は進むエネルギーにはならない気がするから。どこかに…誰かに…吐き出されているのではないだろうか。
人生の空白期間こそ その後の人生を豊かにすると、私は思う。
それではまた。