自己効力感が自分を輝かせて、自己肯定感が自分軸を作る
「自己肯定感」
という概念が府に落ちる経験って、意識できたのは結構最近でした。
「自己効力感」
ってのはもっと前に知ってて、正直、自己効力感も、自己肯定感も一緒だろって思ってたんです。
自己効力感って、自分は役に立ってる、自分はできてるって置き換えられるから、素直に理解できたんです。皆さんも感覚的にこっちの方がわかりやすいかな。
患者さんの研究でも自己効力感が低い人は、リハビリの治療効果に影響するとかよくあります。
例えば、
松岡修造先生ばりに、
You can do it ! 絶対できる!君ならできる!とか外的なものからくる自己効力感
チャラ男みたいに、
オレっちがんばってるぜ!よくやったぜ!いけてるぜ!サイコー!みたいな
内的なものから出る自己効力感
こりゃあいい概念だな!確かに元気出るな!と。
特に、後者の自分で自分を承認するってのは、わかりやすくてマインドセット的にも効果があるなーと思ってたんです。
これで自分や人を、高い所の「キラキラゾーン」に持っていくことができます。
ところが、この自己効力感って、
時に「押しつけ」っぽくなったりするなぁと思うことがあるんですよね。
「自分に対しても」ね。
基本、承認欲求ベースだから、キラキラしたゾーンにアゲるためには使えるんだけど、ずっとやってると「疲れちゃう」っていうのかな?上手く言えないけど。
自己効力感は、カーネギー先生の言う「承認」の戦略に近いですよね。
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一方で、自己肯定感はどんな感じかというと、
"「自分自身のことが好き(自己受容)」
「自分自身を大切にしている(自己尊重)」
「生まれてきてよかった(自分の命に対する受容)」を合わせたもの。"
多田, 玲子; 蛎崎, 奈津子; 石井, トク (2007). “親との関係と自尊感情,自己肯定感との関連”. 日本看護学会論文集 母性看護 38: 53–55.
自分の存在そのものを受け入れるって言う感覚ですかね。
じつは、勘違いしやすいところがあって、気をつけていただきたいんです。
「肯定」って書いてあるから、肯定的なところにしか目が行かなかったので、自己効力感と同義だと思ってしまっていたのですが、
良いところもダメなところも含めて、あるがままの自分を受け入れる
このネガティブな側面の自分も含めた「自己」を「肯定する」こと、受け入れること、これが大切なんですね
承認を捨てる教えを説いた「嫌われる勇気」で有名なアドラー先生派ですね。
まさに 「人間だもの」
日本人ミナシッテル、相田みつを先生がおっしゃってますよね。
これが、自己肯定感の真髄なのでしょう。
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まとめ
さてさて、自己効力感と自己肯定感の違いがなんとなく整理できてきました。
自己効力感は、高いところに持ち上げて、キラキラと輝かせてくれるメタ認知
(ピタっこオリジナル)
自己肯定感は、地に足をつけて、大丈夫だよと包んでくれるメタ認知
(ピタっこオリジナル)
私はmixi時代からそれなりにSNSやってきましたけど、
承認欲求ベースは蝕みます
私は承認欲求抑えてる風に見えて抑えられない系のタイプなので、危険です。だからこのnoteも楽しくて没入感あるので、無限にやってしまいそうです。だから、期限を決めて辞めようと思ってます。根底には、私の使い方が承認欲求ベースになっているからです。
多分蝕まずに続けている人には、確固たる目標があってこのnoteというプラットフォームを活用しているんだと思います。
つまり、何が言いたいかと言うと、
自己効力感は使い方によっては成長しやすいが、長続きしない、身体、精神を蝕む可能性をはらんでいる
自己肯定感は他人に左右されない自分軸を作りやすい、心身ともに安定しやすい
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想いを発信して共感できるステキな空間があちらこちらに散りばめられた豊かな時代だからこそ、周りに左右されすぎずに、自分軸のハンドルを持って、承認と言う名のアクセルペダルの踏み方を調節しながら、人生を豊かに生きていきたい、そんな風に想いながらまた今日が終わります。
久々にいい記事書いたー。
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是非参考にしてみてください。ピタっこでした!
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