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「現実とはつまり人が想像する数だけあるのだ」 2021/03/27

 早起きした。晴れている。ロレンス・ダレル『アレクサンドリア四重奏 2』を読了。

 1が語り手である僕の幻想だとしたら、2はその幻想のヴェールを1枚ずつ剥がしていくような展開。僕が記憶から紡いだ幻想に対して、バルタザールが新たな事実を突きつけてくる。ただ、それも、バルタザールから見た事実でしかない。

「現実とはつまり人が想像する数だけあるのだ」
ロレンス・ダレル『アレクサンドリア四重奏 2』P.184

 午前中は長女は塾へ、4月から入学の次女はランドセルをもって桜スポットで写真を撮る。午後は、久しぶりに買い物へ。1年会ってなかった母も孫に会えて嬉しそう。ワクチンももうすぐ打てるはず、らしい。ワクチン打ったら、泊りに行きたいという娘。少しずつでも日常が戻ってくると良いけれど、すべてが元通りとはいかなそうな気もする。

 服を見ると、欲しくなる。そして服の値段を見ながら本は安いな、と思う。

 割れてしまったワイングラスを買おうとしたら、リーデルが面白い形のグラスを出していたので、それにしてみた。カベルネとピノを1脚ずつ。せっかくなのでカベルネとピノのワインもお勧めしてもらって買って帰ったのだけど、ボルドーとブルゴーニュはじわじわ値上がりしているとのこと。まぁ、べつに美味しければ何処でも良いんだけどね。ニューワールドで十分美味しい。

 結局出かけるとお金を使ってしまうな、まぁ楽しいから良いのだけど。

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読書好きな会社員
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