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inagakijunya
諸個人を社会にとって「従順で有益な主体」に変えるテクノロジー(技術体系)がこの時代に西欧社会に出現したことを意味しています。 2020/08/21
また朝走った。そして久しぶりに仕事で渋谷へ。やはり人通りが少ない。宮下パークを見たかったけど残念ながらその時間もなく帰る。
小学校の夏休みも今週で終わりなので、後回しにしていた感想文とか自由研究をやらなくてはいけないらしく、手始めに感想文をやらせたりするなどした。夜に色々調べていたらfitbitのデータはgarminに移行できるらしい。素晴らしい。早速まずはfitbitのデータのエクスポートをリクエストしてみた。今週も慌ただしく過ぎて行った。
西欧における規律型権力の発生を、フーコーは近代の始まり(一六世紀以降の「古典主義の時代」)における監獄の誕生から説き起こしています。近代社会では、犯罪者や違反者に対して、古代社会のように追放したり、中世社会のように烙印を押すような懲罰を行うわけではありません。処刑台に代わる「人間的」な制度とされる近代監獄において、犯罪者は監禁、監視され、一定規則的な身体実践に従わせることにより人格を矯正し改善することが目指されます。これは、諸個人を社会にとって「従順で有益な主体」に変えるテクノロジー(技術体系)がこの時代に西欧社会に出現したことを意味しています。そのテクノロジーとは、犯罪者たちを一つの空間に閉じこめて絶えず監視し、彼らを訓練してその結果を評価し、クラス分けや居房配置によって管理し、試験や検査を行い、一人一人を記録するなどの一連の手続きからなるものです。
石田英敬『記号論講義』P.339
会社は学校じゃないなんて言われるけれど、やってることは本質的に同じってところが多いのではないか。結局会社は社員を「従順で有益な主体」になるよう訓練し、評価し、使役する訳で。なーんて思ってみたり。自分はわりと自由に生きている方なんだろうなぁ、などと思う。
ハイボール飲み過ぎてハイボールがソフトドリンク感覚になってきている。
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