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僕はそれを言ってほしかった/『きみのことが だいすき』
本屋さんで最高にケア溢れる絵本を見つけた!
かなしい きもちはね、ふたを しなくて いいんだよ。
やさしいきみが 理由もないのに おこったりしないの、知ってるよ。……さみしかったんだね。
いってらっしゃい。かえってくるころには、おいしいのできてるよ。
ホントそうだよね〜。それ言ってほしかった〜。もっと早くに教えて欲しかったよね〜。そういうことを言ってくれる親や大人にたくさん出会いたかったよ〜。ううう。
と、たくさんの想いが読みながら込み上げてきて。
なんというか絵本を読むことを通して自分の中にある感情や本当は大切にしたかったニーズが掬いあげられる感じがして、本によって情動調律してもらえてる感覚がありました。小さくてほわほわとした動物さんたちの愛くるしい姿もあいまって。
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この本は仕事帰りに児童書コーナーで出会いまして。(結構なスペースを使って置かれていたのですでに人気があるようですね。)
で、絵本はもちろんのこと「児童書コーナー」っていいなあって思ったんですよね。子供の頃に読んだ絵本やら紙芝居やらがあって、懐かしい思い出に浸れる、童心にかえれる感じが自分にはセルフケアだなあって。
子供時代を子供らしく過ごせなくて、それを今になって満たしている部分もあるかもしれないなあ。
いい歳した大人だからと「子供向け」「キッズ」「お子様」とカテゴリーされている領域は自分は対象外だと思っていたところあったんですが、誰かがつくった既存のカテゴライズを一度外して目を向けてみると「ああ私はこれと出会いたかった!」みたいな発見があるんじゃないかな〜と思ったんですよね。