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【入社エントリー】デジタルプロダクトを通して、明日、身近な人に価値を届けたい- デザイン戦略チーム 宮本

皆さん、こんにちは!
株式会社メドレーでDevRelをしている重田です。

メドレーの開発組織で働く社員を「入社エントリーブログ」の形式でご紹介します🎉
今月ご紹介するのはデザイナーの宮本さんです。
ぜひご一読いただき、メドレーに興味を持っていただけたら嬉しいです!

まずはじめに、ご経歴を含め簡単な自己紹介をお願いします

はじめまして、2024年9月に株式会社メドレーに入社した宮本です。

私のバックグラウンドとしては、学生時代からデジタルプロダクトのデザインに特化してきました。「デジタルプロダクトを通して、明日、身近な人に価値を届けたい」という想いを軸に転職を経て、現在に至っています。デザイナーという肩書きで活動していますが、デザインに求められる役割も変化し続けているので、自分の中でアップデートしていく、というスタンスで取り組んでいます。

これまでのキャリアを教えてください!

これまで3社経験し、メドレーは4社目になります。
積もる話はあるのですが、今回はざっくりとお伝えしますね!(気になる方はぜひ面談で聞いてください!)

1社目:日立製作所
新卒で日立製作所に入社し、最初はデザインとコーディングの両方を行いながら、UIデザインに取り組みました。例えば、タッチパネルの証明書発行機や図書館の貸し出し機だったり、視線検知などの先行技術を活用したデバイスのモックアップもやりましたね。オンラインバンキングや証券システムのデザインなど、金融関係のプロジェクトにも多く関わりました。

4,5年たった時からデザイン組織がUX/UIデザインだけではなく、サービスデザインへシフトしていきました。デザインプロセスの基本的な手法を実践したり、言語化する基礎力を身につけたのはこの時だと思います。今の自分の土台にもなっており、とても感謝しています。

ただ、10年ほど経った時に「デジタルプロダクトを通して、明日、身近な人に価値を届けたい」という最初の気持ちが変わらないことに気づき、もっとこの分野に特化してスキルアップしたいと思い、転職を決意しました。

2社目:Reaktor Japan
日立で海外の仕事も多く経験させてもらったので、デザインや開発の手法は海外が進んでいることは理解してました。そこで、縁あって次の職場としてフィンランドが本社のデジタルプロダクトのコンサル会社であるReaktor(リアクター)に入社しました。

ここでは、AgileやScrumアプローチのそもそものコンセプトを学び、小さく早く価値を届け、検証と改善を繰り返しながらプロダクトを育てていく経験を積むことができました。

とはいえ、基本的にコンサルなのでプロダクトの最終意思決定はクライアント側にあります。意思決定に関わらないことはある意味楽かもしれませんが、本当にいいものを作ろうとした時、そしてものづくりとしての経験値を上げるためには、意思決定をする側に行く必要があるのでは、と思うようになりました。

3社目:メルカリ
ちょうど2社目で悩んでいた頃に、知り合いの紹介でメルカリに転職しました。やっとこっち側(プロダクトの意思決定をする側)にきた!と思うとともに、IT業界で成果を出してきたすごい方達に囲まれて、私もここまでの経験にとらわれず、チームの意思決定を進めるためになんでもするぞ、と日々自分を鼓舞してましたね。

プロダクトデザインとしては、既存の売る・買うの体験の磨き込みや、新規サービスの立ち上げなどに関わりました。それに加えて、デザインの価値を組織として発揮するための指針作りやチーム作りに取り組んだのは、メルカリで新たに経験できた部分です。

メルカリからメドレー入社に至った背景はなんですか?

実は一年前、脳梗塞で倒れて入院することになりました。倒れる直前まで仕事もプライベートも、ものすごい勢いで生活していたのが、突然プツっと切れたんですよ。その時に、大学病院のICU→病棟→リハビリ専門病院という生活を過ごし、医療の現場を身をもって体験しました。

そして、一概に「医療」と言っても様々な役割で働いている方がいて、皆さんの志の高さや専門性に感銘を受けました。時にはわがままな患者さんへの対応力もすごいな、と思い見ていました。笑

リハビリも進み、体調が回復してきた頃にはデザイナーとしてのリサーチ魂に火がついて、「なんでこの職業を選んだんですか?」「理学療法士と作業療法士の違いってなんですか?」みたいな感じで次々と質問を投げかけていました。

退院して改めて生活を見直さねば、と思った時に、デザイナーとしてもっと直接的に社会課題に関わりたいという思いが芽生えました。その中の選択肢の一つとして”医療”というキーワードが挙がってきましたね。脳梗塞での入院の経験が全てではないですが、確実に次のキャリア選択に大きく影響しています。

メドレーとの出会いを教えてください

病気をきっかけに、周りの心配もありしばらくは仕事はせずに休もうと思っていましたが、次の仕事の情報収集を始めることにしました。今回の転職は”社会課題の解決に貢献する!”をテーマにして、興味のあった医療やエネルギー関連の企業を見ていました。そして、エージェントに紹介されたうちの一つがメドレーでした。

厳選した数社を紹介してくれたのですが、転職も3回目で勘が働いたのか、その時点で既にメドレーに対してだけピンときました。

もともと知っている会社ではありましたが、最近はどういった活動をしているんだろう?と思い、情報収集したり、カジュアル面談をしてもらいました。

その中で、同業の他の会社と比べてミッションと実際にやっていることの繋がりがクリアだなとか、それが外から見て伝わってくること自体にも共感しました。振り返ると、これまでの転職のテーマは『デザインや開発のプロセスが先進的な会社』でした。

その点で言えば、正直メドレーは必ずしも当てはまらないと感じていました。ただ、カジュアル面談や選考でお話しした人に対して「この方たちとなら同じ目線で課題も乗り越えていけそう」と思えたので、最初の面談から1週間足らずで入社を決めました。やっぱり一緒に働く人は大事ですね。

メドレーでの役割を教えてください

私の入社の時に立ち上げていただいたデザイン戦略チームに所属しています。

デザイン戦略チームの役割は、メドレーのビジネス戦略を達成するために、デザインの力で何をすべきかの戦略や計画を立て、実行することです。例えば、デザインチームの基盤作りとしては、いまのデザインプロセスの課題と改善するためのロードマップ作りや、デザインスキル定義、採用フローの整備に取り組んでいます。プロダクトデザインに近いところで言うと、デザインの指針作りや、デザインシステムの整備などです。

戦略を戦略のままで終わらせず、私自身がプロダクトデザインの中に入り、実行の先頭に立つことで組織の成長に貢献できるように努めています。
こういった活動はここ数年私が信じて取り組んでいることですが、メドレーではよりこの活動を「よい体験を届ける」ためにやっているのだ、と集中できるようになった気がします。

とあるプロジェクトで社内の人にインタビューをしていたのですが、一人のPMの方がメドレーでの働き方について「私はものではなく、ことに集中したいので」と言ったんです。こと、つまり最終的にどんな体験になっているかが大事と言うことですが、まさにそこに集中しやすい会社だなと。メドレーでは医療福祉の社会課題の解決や、会社として長期的に価値を最大化することが大事という価値観がベースとしてあるので、顧客やユーザーが誰で、彼らにとって何が大事か、という議論をした時のメンバー間の意見のブレが少ないと感じてます。

ともすると、社内の異なる考え方の調整に時間を取られることもあるかもしれませんが、メドレーではその時間を最小限に、戦略と実行により時間をさけるようになっています。


最後に、読者へ一言お願いします!

今後はより一層、デザインの力で組織・プロダクトをよくしていきたいと思っているのでご興味のある方はぜひ一緒にやっていきましょう!
お待ちしています〜!

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