百年続く農家さんのファン作りのヒミツ(2022.11)
今回は新米をテーマとした訴求イベントを開催!
今回は、当社で運営する宮城県の物産品オンラインショップ「とろっとみやぎ」に出店中の「百年農家 多賀城みそらの郷」の星さんに、メディアリンクコートへお越しいただき、日本人にはなくてはならない『新米』をテーマとしたイベントを開催させていただきました!
13銘柄を栽培する県内でもめずらしい農家さん
実は、みそらの郷さんは、宮城県多賀城市で140年以上続く農家さん。その七代目の加藤さんと星さんは、もち米なども含め13もの銘柄米を栽培する県内でもめずらしい農家さんです。
地元で有名な多賀城の古代米ブランド「しろのむらさき」。多賀城市の多くの農家さんが作っているのかな、と思っていましたが、実はみそらの郷さんが唯一の生産者。様々な銘柄の栽培に加え、地域のブランド米の発信にも積極的に取り組まれている農家さんなのです。
新たなファンづくりを目的に開催
毎年お米のご注文をいただく全国のファンに向けて、妥協のない米づくり、そして味噌づくりに取り組まれている みそらの郷さんですが、はやり長期化する昨今の状況では、お客さまと対面で接する機会がまだまだ少ないのが現実のようです。
そこで今回、みそらの郷さんの米づくりのこだわりを消費者の方に直接深くお伝えし、銘柄ごとの美味しさをご体感いただくことで、新たなファンづくりを目的に開催いたしました。
新米の美味しさにつながるお米づくりのこだわり
イベント当日は、みそらの郷さんの新米4銘柄(ササニシキ・つや姫・ミルキークイーン・いのちの壱)を少しずつ食べ比べながら、星さんから新米の美味しさにつながるお米づくりのこだわりポイントなどについてお話を聞いてもらいました。
星さんからは、美味しいお米につながる、手間をかけた土づくりのこだわりや、強い苗をつくる取り組み、収穫したお米の鮮度を保ち美味しいままファンの方にお届けする取り組みなどについて、深くお話しいただきました!
準備した4銘柄の「玄米」と「精米」は、なかなか見たり触れたりして比較する機会がないということで、みなさん興味津々でお米のチガイを確かめていましたよ~!
そして、待ちに待った、お米の食べ比べ!
特徴の異なる新米4銘柄の美味しさを体感!
宮城のお米のレジェンド「ササニシキ」、低アミロース米の代表「ミルキークイーン」、どんな料理にでも合うといわれる「つや姫」、東北ではとても希少な大粒米「いのちの壱」の順で、星さんから伺った「つや・風味・香り・粘り」の4つ項目に意識しながらご試食!
お米の美味しさを実際に五感でご体感いただきながら、銘柄ごとの特徴・オススメ料理などについて学んでいきました。
こだわりや美味しさがわかると買いたくなる!
当日は定員を上回る方にお越しいただき、星さんのお話に熱心に耳を傾けていました~! 星さんによる新米等の直売会も同時開催していたのですが、やはり実際に食べていただくと、その美味しさのチガイを認識いただけ、ご参加されたほとんどの方に、新米などの商品をお買い求めいただきました~!
印象的だったのは、お米に添えて一緒に召し上がっていただいた「お味噌」。これも、みそらの郷さんが長年手づくりしている自家製米麹味噌なのですが、「味噌も美味しかった!」ということで、星さんご持参のお味噌は即完売していました~
商品を販売されながら、参加された方と、お米の美味しい炊き方などのお話をされていて、ひとりひとりとコミュニケーションされていたのが、とても印象的でしたよ~。
先駆けた取り組みが新たなファン作りにつながる
この日、もう一つ人気を集めたのが、特に東北では栽培がムズカしく希少な銘柄「いのちの壱」。そのお米はコシヒカリの田んぼから偶然見つかったという秘話があり、2年連続で「あなたが選ぶ日本一おいしい米コンテスト」で日本一に輝いた品種です。
東北では珍しいお米ということもあって、今回初めて食べたという方がほとんど。参加者の中には「いのちの壱が美味しかった!」ということで、他の銘柄に比べ少し割高ですが、ご購入された方も多くいらっしゃいました!
このように、みそらの郷さんでは、栽培がムズカしい銘柄でも、食味の評価が高い米づくりに先駆けて取り組み、今回のように新たなファンづくりにつなげているようでした!
今回のお話の中で星さんから、「宮城県産米」などではなく「みそらの郷でつくったお米」として買っていただき、今回のような『生産者の顔が見える取り組み』を継続していくことで、お米を買って食べた方が「みそらの郷のお米が美味しかったから、また食べたい!」と思っていただくことをとても大切にしている、とおっしゃっていました。
『百年続く農家さんのファン作りのヒミツ』
それは、妥協をせず美味しいお米を作り続けているからこそ、長年ファンの方に支えられ、自分たちでつくったお米として継続的に発信していくことで、また新たなファンをひとりひとり増やしていく。
当たり前のことなのですが、この基本的なことが、百年以上つづくファンづくりのヒケツなんだな~と深く実感した1日となりました!
今後も、当社では、「地域の生産者やクリエイターの方」と「ファンの方」との絆を築く取り組みを行ってまいりますので、ご期待くださいませ。
■みそらの郷さんの稲刈りの様子をクイックにまとめたショートムービー
■みそらの郷さんのお米や味噌を販売しているオンラインショップ
「とろっとみやぎ」
※宮城県の20生産者の約150もの産地直送品がご購入いただけます。
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