月刊地域医学

月刊地域医学は、地域医療に関わるすべての人を読者対象とした情報誌です。 公益社団法人地…

月刊地域医学

月刊地域医学は、地域医療に関わるすべての人を読者対象とした情報誌です。 公益社団法人地域医療振興協会発行。地域医療研究所長山田隆司医師が編集委員長を務め、地域医療の現場で役立つ情報をお届けしています。 noteでは、毎号の情報を編集室から発信します。

最近の記事

第9回 月刊地域医学11月号が発行になりました!

◆インタビューインタビューには、自治医科大学30期卒業生で、現在大分市医師会立アルメイダ病院の婦人科部長を務める佐藤新平先生が登場しました。 佐藤先生は、自治医大の義務年限内に自分が専門医の資格を何も取れないかもしれないということでモヤモヤし、自治医大卒業生の専門医の動態や研修先の問題などに関心を持つようになったそうです。 それをまとめた論文を月刊地域医学に投稿するようになり、論文投稿数は月刊地域医学最多! そして現在は編集委員にも加わりました。 佐藤先生のインタビュー、ぜひ

    • 第8回 月刊地域医学10月号が発刊になりました!

      このたびの能登半島の豪雨により、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。 皆様が安全で安心できる生活を取り戻せますよう、被災地の一日も早い復旧・復興をお祈り申し上げます。   月刊地域医学10月号が発行になりました! 今号の表紙は、インタビューに登場した奥野正孝先生が撮影した三重県の神島の写真です。 表紙裏では、編集委員の木下順二先生、伊藤雄二先生、野村悠先生のメッセージを紹介しています。   木下順二編集委員からメッセージ 伊藤雄二編集委員からメッセージ   野

      • 第7回 月刊地域医学9月号が発刊になりました!

        9月号の表紙は自治医科大学の空撮写真です。 昨秋建設された鉄骨6階建ての立体駐車場の屋上に整備された新たなヘリポートのHマークが目立ちます。 このヘリポートによって、ヘリ到着から手術室までの搬送時間が、従来より5分以上短縮したそうです。 ◆インタビュー9月号のインタビューには、自治医科大学医学教育センター教授の松山泰先生が登場しています。松山先生は今年度から岡崎仁昭先生の後任としてセンター長に着任しました。各県の大学に地域枠が増える中、自治医大の存在意義や教育理念をどう差別

        • 第6回 月刊地域医学8月号が発刊になりました!

          ◆インタビュー8月号のインタビューには、新潟県立十日町病院 病院長の吉嶺文俊先生が登場しています。 吉嶺先生は新潟県の自治医科大学卒業の8期生です(8期は、「月刊地域医学」編集委員の伊藤雄二先生が同期です!)。自治医科大学というと、「9年間の義務年限でへき地の一人診療所へ行く」というイメージがありますよね。でも、新潟県は広く中山間地が多く佐渡などの離島もありながら、それほど住みにくい地域ではなく、自治体立病院も含め県立病院が全国でも多い県ということで、新潟県の自治医大卒業生は

        第9回 月刊地域医学11月号が発行になりました!

          第5回 月刊地域医学7月号が発刊になりました!

          ◆インタビュー7月号のインタビューには、岐阜県郡上市の県北西部地域医療センター国保白鳥病院の廣瀬英生先生が登場です。廣瀬先生は、岐阜県の地域医療のメッカと言われる国保和良診療所で地域医療の面白さを知り、和良のヘルスプロモーションに取り組んできました。 自治医大教授に就任された後藤忠雄先生のあとを継いで、この4月から県北西部医療センター国保白鳥病院の病院長に就かれました。県北西部地域医療センターは、医療資源が必ずしも十分でない県北西部地域において、郡上市、高山市、白川村の2市1

          第5回 月刊地域医学7月号が発刊になりました!

          第4回 月刊地域医学6月号が発刊になりました!

          今日、編集室に6月号の刷り上がりが届きました! 出来立てホヤホヤです。 書店に並ぶのは来週になると思います。  ◆インタビュー6月号のインタビューには、新潟県の今泉記念館ゆきあかり診療所 所長の佐々木航先生が登場です。佐々木先生は三重大学出身で、学生時代に新聞で地域医療振興協会が紹介されている記事を読み、地域医療は楽しそうだなぁと思い、協会が運営する伊東市民病院の初期研修を選択したそうです。それから後期研修で「地域医療のススメ」に進み、青森県の東通村診療所、白糠診療所に9年

          第4回 月刊地域医学6月号が発刊になりました!

          第3回 月刊地域医学2024年5月号が発刊になりました!

          ◆インタビュー 月刊地域医学2024年5月号の巻頭インタビューでは、青森県の深浦町国民健康保険深浦診療所の吉岡秀樹先生(深浦診療所 所長)を山田編集委員長が訪ねました。吉岡秀樹先生は自治医大15期卒業で、海外の日本国大使館の医務官を歴任しました。クリミア半島の強制併合で内戦が起きていたウクライナにも3年間滞在していました。海外から帰国後は深浦町に赴任。深浦町は日本海に面し、世界自然遺産白神山地に抱かれた町です。町は南北に長く80kmあり、訪問診療も一日がかりです。 そんな厳

          第3回 月刊地域医学2024年5月号が発刊になりました!

          第2回 月刊地域医学2024年4月号

          ◆インタビュー 月刊地域医学2024年4月号では、巻頭インタビューで、兵庫県豊岡市に守本陽一先生(一般社団法人ケアと暮らしの編集社 代表理事)を山田編集委員長が訪ねました。守本先生は自治医科大学41期卒業。医学生の頃から地域活動に興味を持ち、東京大学の孫大輔先生(現 鳥取大学)の活動に参加したり、小さな屋台をひいて街を歩き、コーヒーやお茶をふるまいながら気軽に健康の話をするYATAI CAFÉをやったり、いろいろなことにチャレンジ。その活動はいろいろメディアなどにも取り上げ

          第2回 月刊地域医学2024年4月号

          第1回 「月刊地域医学」とは?

          月刊地域医学の歴史「月刊地域医学」は、1986年に創刊。自治医科大学卒業生の同窓会が中心となり、地域医療に関連する学術誌として、原著論文、症例報告、活動報告等の掲載、地域医療の現場での研究のサポートなどを行ってきました。 その後、2005年に主管が公益社団法人地域医療振興協会に移行。その前年に学術機関として地域医療振興協会内に設立された地域医療研究所が編集を担当し、新しい月刊誌としてリニューアルスタートしました。 新生第1号となった2005年4月号(Vol.19 No.4

          第1回 「月刊地域医学」とは?