第9回 月刊地域医学11月号が発行になりました!
◆インタビュー
インタビューには、自治医科大学30期卒業生で、現在大分市医師会立アルメイダ病院の婦人科部長を務める佐藤新平先生が登場しました。
佐藤先生は、自治医大の義務年限内に自分が専門医の資格を何も取れないかもしれないということでモヤモヤし、自治医大卒業生の専門医の動態や研修先の問題などに関心を持つようになったそうです。
それをまとめた論文を月刊地域医学に投稿するようになり、論文投稿数は月刊地域医学最多! そして現在は編集委員にも加わりました。
佐藤先生のインタビュー、ぜひご一読ください!
佐藤新平先生のインタビューを見る
◆特集
11月号の特集は、北村 聖先生が企画した「Well-beingを考える」です。
特集内容
●エディトリアル/北村 聖先生
●総論/飯島勝矢先生
●地域医療とWell-being -27年の離島での体験を踏まえて-/白石吉彦先生
●高齢者のWell-being/斎藤民先生
●終末期医療とWell-being/間宮敬子先生
●災害医療とWell-being/中橋 毅先生
●医療者のWell-being/鋪野紀好先生
「Well-being」という言葉が、今、いろいろな場面で注目され、取り上げられています。
Well-beingは健康と同義語であるとの解釈もあります。
そこで北村先生は、「健康とは何か? Wellbeingとは何か?」と改めて読者に問いかけています。
北村先生は、特集を組むにあたって、「患者・家族に加え、医師・看護師・介護者を含めた医療人のWell-beingも考えてみたいと思った。さらに、哲学とは対極にある「科学的根拠に基づく医療」の中でのWell-beingも考えたいと思った。すなわち,比較対照試験のOutcomeを単に血圧が下がったかどうかではなく、Well-beingに良好な転帰をもたらしたかで評価してほしいと思った」そうです。
特集をご一読いただき、ぜひ一緒にWell-beingについて考えてみてください!
企画の北村 聖編集委員のメッセージ
◆連載
石川雅彦先生の「Let's Try医療安全」。第133回は“ノンテクニカルスキル”に関わる事例発生を未然防止する!① です。
義務年限で地域に赴任する自治医大卒業生が地域医療の毎日を綴る「全国の地域からリレーでつなぐ-私の地域医療」。今号は、佐賀県の荻野祐也先生、高知県の二宮はるか先生、広島県の新井勲先生が登場しています。
◆バックナンバーの閲覧
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