第2回 月刊地域医学2024年4月号
◆インタビュー
月刊地域医学2024年4月号では、巻頭インタビューで、兵庫県豊岡市に守本陽一先生(一般社団法人ケアと暮らしの編集社 代表理事)を山田編集委員長が訪ねました。守本先生は自治医科大学41期卒業。医学生の頃から地域活動に興味を持ち、東京大学の孫大輔先生(現 鳥取大学)の活動に参加したり、小さな屋台をひいて街を歩き、コーヒーやお茶をふるまいながら気軽に健康の話をするYATAI CAFÉをやったり、いろいろなことにチャレンジ。その活動はいろいろメディアなどにも取り上げられています。現在は、「だいかい文庫」という新しい形の町の図書館を作り、地域の人たちの居場所としています。
*守本陽一先生インタビューをちょっと見る
◆特集
4月号の特集「地域医療におけるヘルスプロモーションと質改善-地域医療の新たな挑戦-」は中村正和医師の企画で、下記の構成です。
・「エディトリアル」中村正和
・「医療機関が取り組むヘルスプロモーション活動-日本HPH ネットワーク の活動-」舟越光彦(千鳥橋病院予防医学科)
・「地域医療振興協会施設におけるヘルスプロモーション活動の実際」宇田英典(地域医療振興協会公衆衛生委員会)
・「地域ヘルスプロモーション病院の意義と実際」梅屋崇・西原敏順・他(あま市民病院)
・「プライマリ・ケアの現場からエビデンスを創出する -PBRN設立とこれまでの歩み-」望月崇紘(君津市国保小櫃診療所 JADECOM-PBRN代表)
・「プライマリ・ケアの診療の質の改善を目指したQI活動」西村正大(地域医療研究所 奈良市立都祁診療所)
・「患者の人生に寄り添うアドバンス・ケア・プランニング-社会実装のためのチームビルディング-」三浦稚郁子(地域医療振興協会 地域看護介護部)
*企画の中村正和医師コメント
◆連載
第126回を数える石川雅彦先生(地域医療進行協会 地域医療安全推進センター)の連載「Let’s Try医療安全」は、毎回具体的事例を提示して未然に防止する取り組みを紹介し、好評です。
「全国の地域からリレーでつなぐ-私の地域医療」では、義務年限で地域に赴任する自治医大卒業生が地域医療の毎日を綴っています。今号は福井県の鈴木崇仁先生、石川県の山本浩平先生が登場しています。
「特定ケア看護師の挑戦」では、JADECOM-NP・NDC研修センターに所属する診療看護師や特定ケア看護師が執筆を担当しています。
「研修医日記」では、地域医療振興協会地域医療型後期研修「地域医療のススメ」の研修医が研修風景を日記風に伝えます。
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月刊地域医学は毎月10日発行。定期購読のほか、直接販売、amazonや書店でも販売しています。
制作・問い合わせ先:月刊地域医学編集室 chiiki-igaku@medcs.jp