今やっていることを言葉に書き出してみたら自分の決めたことに対する納得感が増した
パーソナルコーチのMidoriです。
このnoteでは「書く習慣」の「書く習慣1ヶ月チャレンジ」に掲載されているDAY2のテーマ「今やっている仕事、学んでいること」を書いていきます。
これ、書いてみたらなんのこっちゃ、自分が今何を大事にしているのか改めてクリアになりました。
言葉にしたことで今、取り組んでいることに対する納得感が増しました。
お題は今やっている仕事と学びなんだけれども、それを書くにあたってなんでわたしそれを仕事にしているんだっけ?なんで学んでいるんだっけ??と自分に問うたわけです。
その問いを繰り返しながら書き進めたら、自分の中にあった大事なものがより鮮明になった感覚がものすごくあります。
というわけでこのnoteでは、今やっている仕事と学んでいることについてなぜそれをやっているのか、わたしが大事にしているものを交えつつ書いていこうと思います。
今やっている仕事
個人向けにコーチングを提供しているパーソナルコーチを生業として活動しています。
そもそもコーチングとは
わたしの出身スクールであるTHE COACH ICPでは上記のように定義づけされています。そしておもしろいのは国際コーチング連盟や日本コーチ連盟では異なる定義づけがされていて、コーチングの世界共通定義がないという点です。
Midoriが考えるコーチングとは
じゃあそんな世界共通定義がない中でわたしはどんな定義づけをしているのかというと、「人生をより豊かに生きるための対話」と位置づけをしています。そしてわたしは人生をより豊かに生きるために3つの要素が必要だと考えています。
人は問われることで自覚できていなかった部分に気がつくことができ、行動ができるようになります。自覚できていなかった部分に焦点を当てるには問い、つまり対話が必要だということです。対話は気づきと行動を促すためであり、それは人生をより豊かに生きるためのもの=コーチングだとわたしは考えています。
なんでコーチングをやっているの?
これにつきます。
わたしは自分にとって何が大切なのか、長い間わかっていませんでした。
正確にいうと「自分にとって何が本当に大切なものかがわからなかったから、何も選択できていなかった。選択するということは裏返すと何かを選ばないということ。その選ばなかったものが、もし本当は大切なものだったら?でも、人生あと戻りすることなんてできない。選択を間違えてはいけない。それならば、選択を間違えてじぶんにとって大切なものを失う可能性があるくらいなら、どれも選択しないでおこう。全て可能性のまま、持っておこう。」こんな状態でした。
でも、全てを選択肢のままありとあらゆる可能性として残しておくということは「自分にとって大切なものではないかもしれないというネガティブな可能性すらもずっと抱え込んでおく」ということになります。
まさにわたしは「自分にとって大切なものではないかもしれないというネガティブな可能性」を人間関係、仕事、人生のありとあらゆる場面で抱え込んでいました。
表面張力でぎりぎり保っている感じ。
この画像のようにいつ溢れかえってもおかしくないイメージ。
そんな状態からコーチングと出会い、じぶんにとって本当に大事なものは何かに気がつき、選択することができるようになりました。
例えば、父親との関係に悩んでいたわたしは、うなされ、自分の泣き叫ぶ声で目が覚めるという睡眠障害の症状を長年抱えていました。そんな状態にもかかわらず、父親には言いたいことが言えない状況が続いていました。
そんな状態だったのがコーチングと出会い、自分を理解したことで自分にとって大切なものだけを大切にしようと決意。その後、父親との関係を断ちました。そうすることで長年抱えていた睡眠障害が嘘のように消え、今は心穏やかに眠りにつくことができています。
仕事においては先日、違和感を持ち続けていた仕事をやっと手放すことができました。これでいいのだろうか、いやまだできるんじゃ、わたしが足りないのでは、と違和感を無かったことにし、自己否定を続けていた仕事を手放しました。この違和感は気のせいや間違いではないと。この仕事を続けている限りわたしにとって大事なものを大事にできないと気づき、やっと退職することができました。(詳しくはこちら)
コーチングでわたしが行ったのは自分にとって大事なものを選択すること、そして大事ではないものを手放していくことでした。
Before:選択できずにどれも抱えていた時のわたしのイメージ
After:じぶんにとって大事なものが何かをわかっていて選択しているわたし
自分にとって大事なものを選択し、大事ではないものを手放したことで人生がどんどんクリアになりました。(そりゃそうだ)
わたしはわたしと同じように悩みもがいている人を助けたい。
選択できずにいる人たちが人生の選択をしていく時、独りではないと思える安心安全な場所になりたい。
だからわたしはコーチングを通して、その人がその人にとって本当に大事なものに気づき選択していくための対話を提供しています。
学んでいること
自分で自分を満たすこと
これができれば人生優勝なのでは??と思っているくらいに重要なことだと感じています。いつも人を優先してきましたが、自分で自分を満たしその先に人と繋がれる世界があることを知りました。わたしはもっとそれを経験していきたい。うっかりすると自分で自分を満たすことを疎かにしがちですが、少しずつ学んで身につけていきたい。
コーチング
2024年3月をもってTHE COACH ICPの全課程を修了しました。
が、コーチングの学びに終わりなし!ということで今は個人でメンターコーチングを受けています。
現役コーチとして活躍している方にメンター(指導者や相談役のような立場)としてついてもらい、実際のコーチング録画を見ていただきフィードバックを月1度受けています。(※クライアントの了承を得ています)
コーチングの質を保つという意味でこのメンターコーチングは引き続き受けたいです。
対話
パーソナル編集者のみずのけいすけさんとGallup認定ストレングスコーチの齋藤綾治さんが主催する対話のコミュニティに所属して「対話」を学んでいます。
プロコーチとして活動しているため、対話をする時の心構えやスキルは一定数身についているものの、やっぱり対話って生物。そしてやっぱりコーチングと対話も似ているようで違うなあと感じたり。
そういうわけで「対話」をこちらのコミュニティに参加して学ばせてもらっています。
書いて伝えること
これは完全独学ですが、先述のみずのさんはじめ、パーソナル編集者のセトさん、いしかわゆきさんのnoteや本を漁るように読んで学んでいます。
他にも参考にさせていただいている方はたくさんいらっしゃるのですが、共通しているのはみなさん「書くのではなく、書いて伝えている」という点。書くと伝えるのは全く別物なんだな〜と学びました。
独学なので亀の歩みですが、これも引き続きやっていきたい。
今はコーチを名乗っていますが、極端なことを言うのであれば肩書きは「コーチ」でなくてもいいんです。
わたしのやりたいことはこれ。これができれば、手段はコーチングでなくともいいんです。これをするための手段として「書いて伝える」こともやっていきたいなと思っています。
さいごに
書くことで自分にとって大切なものがより鮮明になった感覚があります。
なんだこれ。すごいぞ。
きっと書くことで起こったことはコーチングと同じことで自分の頭の中だけでぐるぐる考えていたことを外に出したことでより現実味を帯びたし、整理され、より納得感を持つことができたのだと思います。
人と話すことに抵抗がある人は、自分の中にあるものをノートに書き出してみるものいいかも。
そうすることで、自分にとって何が大切で何が大切じゃないのかクリアになるかもしれない。