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社会見学雑文日記 #読書感想 #スマホ脳

2022に入って、スマホとの時間を減らしたいと思い、寝る時に寝室に持っていかないようにするという、1ヶ月チャレンジを始めた。今までは、アラームをスマホでかけていたところを、Apple Watchで代用してみようと試みている。

初めの頃は調子良かった。ただ、今週に入り、上手くいかない。

なぜかというと、泥のように眠っているから。

まだ眠たいと判断して(完全に無自覚)、「朝だよ、起きな」と言うApple Watchのボタンをカチカチ。そして、二度寝。

寝る時くらいはスマホを離す、これくらいなら1ヶ月できそうだなと思ったので、チャレンジ中です。あと半月どうなることやら。

今日は今読んでいる「スマホ脳」で考えたことをまとめてみようと思う。

表紙に「2021年、1番売れた本」と書かれたスマホ脳を読み始めたのは、2022年。
社会の流行り、動きに鈍感な私を表しているなと。泣

もう言わずもがな、インターネットから始まり、スマホが世界を大きく変えた。それにより、私たちの生活もスマホなしでは語れなくなった、そういっても過言ではない。

そのような時代背景がある中で、スマホによる脳への影響を脳科学の観点から書かれていた書籍である。多くは、スマホにより、脳へネガティブな影響が生まれることが述べられている。

私も同じように思う。このままスマホに人間は乗っ取られてしまうのではないかと。SNSなどでいつも「〜かもしれない」という衝動に駆られ、ドーパミンがドバドバと流出し、快楽を得て、スマホをいじる。依存度が高い。

そういっている私もスマホを触れている時間が長い。本当に怖いなと思いながら、「いいねがついているかもしれない」という衝動に負けて、抗えず、またスマホに手を伸ばしてしまう。

冒頭に述べた1ヶ月チャレンジは、ちょっとした抵抗である。

書籍はまだ半分くらいしか読んでいないので、その中で、心が動いた点。

それは、人間生来に「ミラーニューロン」の原則があるということ。

他者を模倣することで学習する脳の神経細胞。それだけにとどまらず、体性感覚野で「他人がどう感じているか」を理解する領域も、ミラーニューロンに当てはまる。

つまり、他人の考えや気持ちを理解しようとする衝動は、生来ではないかということである。

そのミラーニューロンの細胞が、私の体にあるあるにも関わらず、スマホに向かっていると全然活性化されない。

要するに、スマホに触れているということは、他人の考えや気持ちを理解しようとする細胞が活性化されないため、他人の考えや気持ちが分からない人に近づいてしまう。

ミラーニューロンが活性化されるのは、
①人に会う
②演劇鑑賞
③映画鑑賞
という研究結果があるという。

上の研究結果は、映画鑑賞が3番目に良いという意味ではなく、人に関わるとミラーニューロンは活性化されますよという話である。

とはいえ、スマホは欠かせないので、スマホをいじっているときに、自分の脳では、ミラーニューロンが活性化されてないんだな、人の考え、気持ちが分かるスキルが落ちているかもなという自覚を持ちたい。

そうすることで、スマホではなく、人と関わろうというモチベーションが上がるのではないかなと思う。

家でも、やはりスマホをよくいじっているのか、まだ小さい子どもが、

私のスマホを持ってきて、渡そうとする。

「お父さん、これよくいじっているでしょ」

と言わんばかり。

子どもの方が、人の気持ちがよく分かるのかもしれない。

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