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洞察の最初の行為は、レッテルを放棄することである。
いるのかいらないのかを仕分ける「片づけ」の中で、最も骨の折れるジャンルと言えば、「書類」です。
たとえば、持っていることさえ忘れていたのに、開いてみたら自分の手書きの書き込みがあるセミナー資料など。
「こういうのは大事な記録だから・・・またいつか見直すかもしれないし・・・と、思うと、捨てられない。」
その結果、山のような書類が保管され、生活スペースを圧迫している、という方も多いかもしれません。
そんな時、こんな名言はいかがでしょうか。
■片づくマインド・名言シェア16
洞察の最初の行為は、レッテルを放棄することである。
ユードラ・ウェルティ(20世紀の米国の女流作家)
レッテルとは、ある人物や物事に一面的な評価を与えること。
たとえば、「手書きの書き込みがある書類」に対して、「大事な記録」というレッテルを自動的に貼っていないか、という問いを投げかけてみます。
そうすると、その書類の本質や、手書きの内容に関係なく、「手書きあり→大事→取り置き」という処理を自動的にしている自分に気づけるかもしれません。
レッテルを放棄すると、その書類を手にする直前の自分に戻ることができます。そして一瞬考えます。
その時の自分は、その書類を
「何のために」必要だと思ったのか
それこそが、書類が今ここに存在している理由です。
・□□に関する課題を解決するため
・興味のある○○について知的好奇心を満たすため
・△△の資格を得るため
そんな一次体験に立ち戻ると、「〜のための」という最初のレッテルすら放棄することができます。
その上で、「今、いる?」と問い直す。
昨日の自分と今日の自分は同じではありません。
まして、10年前の自分と比べれば、大違い。
レッテルを放棄した「今日の目」で洞察すれば、判断しやすくなるかもしれません。
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片づけ習慣化コーチ 牛尾恵理
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