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怒りを平和に変える方法

こんにちは、片づけ習慣化コーチの牛尾恵理です。

ちょっとおたずねします。

今日一日、あなたは何かに対して「怒り」を感じた瞬間はありましたか?

「怒り」というほどではなくても、「イラッ」とか「ムッ」とか。
もっと薄い感じなら「ザワッ」とか「カチン」とか。

この感覚って、自分が知らず知らずに持っている「価値観」を知るために、ものすごく有効な感覚だと、私は思っています。


自分の「価値観」に気づく意味

もちろん、価値観なんて「重たいことは考えない方がいい」、という方もいますし、考え方が偏らないように「敢えて持たないようにしている」、という方もいらっしゃるでしょう。

でも、そういう人でも、この人生をそれなりに生きのびてきたのなら、何かしら「心の支え、拠り所」となるものを知らず知らずに持っていると思います。

それは、本当に十人十色。

つまり、あなたの「価値観」は、実にあなた固有のものなので、それを知ることは、「あなたらしさ」を知ることにつながります。


「そうだ、私は本当に、ずっと前からこれを大事だと思っている・・・!」

そういうものに気づき、言語化することができればー

・怒りが湧いた時に、その価値観があるからだと客観的に事実を見れたり、
・自分の価値観に合った環境や働き方を選択できたり、

・他人の怒りに対しても、相手の価値観を逆撫でしたかもしれない、と反省できたり、
・相手の価値観にも気づき、相手が心から喜ぶことを提供できたり・・・

するのではないでしょうか。


ーそんなことが連想されたのは、今日こんな言葉を見つけたからです。


■片づくマインド・名言シェア226

我々は核兵器のない世界ではなく、
戦争のない世界を目指すべきです。


マーガレット・サッチャー(イギリス初の女性首相)
1925年10月13日生

私は政治に疎いので、真の意味はわかりませんが、

戦争のない世界を目指すべき=平和であることは大事

ということは、かなり多くの人が持っている価値観の一つだと思います。


それなのに不思議なのは、家庭や職場という世界において、あまりにも頻繁に戦争が起きている。

あるいは、自分という世界の中で、頭と心と体が戦争を起こしている。

平和を愛する人であればあるほど、それは不幸です。


たいてい、そういう時は相手や職場、自分に対して、

・もっとこうして(考えて・感じて)くれたらいいのに
・そんなことしなくて(考えなくて・感じなくて)いいのに

と思い、責めています。


じゃあ、そういう時にはどうすればいいか?というと・・・

その怒りを、赤裸々に「書く」ことです。

例えば、片づけのケースであるあるなのは・・・

私は、〜に対して怒っている。なぜなら、〜は私がせっかく片づけた部屋を汚し、散らかしたままにしたから。それは、〜が「私への嫌がらせ」をしているということだ。私が嫌がることを平気でするなんて、〜は最低だ!

というように。

書き出したら、その紙は、実は鏡だと想像します。

すると、鏡に写り込んだ自分の顔の上にその言葉を書き殴っている、ということになります。

自責めをしているのなら、なおさらです。


その戦いをやめることができるのは、自分だけ。

本当は平和を愛している、という自分の価値観に気づいていれば、「惰性で戦い続けている」自分にも、気づけます。

そうしたら、「やーめた」と放棄したっていいんです。

自分の中や、身の回りの世界での戦争を早めに終わらせることは、それこそ世界平和にちょっぴり貢献したことになる、と私は思うのですが、いかがでしょうか。


▼モノを捨て続けていると、「怒り」も捨てやすくなります。

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牛尾恵理🌈習慣化コーチ|習慣化の学校
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