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ダメなあいつをなんとかしたい!/心屋仁之助





心屋仁之助さんの
「ダメなあいつをなんとかしたい!」を拝読しました📖´-
(2022,7,4 読了)




かなり前に購入して積読本📚になっていました。
今タイトルを見ると、なんて傲慢なタイトルだと思いますが、当時の私はまさにこんな傲慢な考えで頭がいっぱいでした。
”ダメ男製造機”だと自覚があった私は、この手の本はだいぶ読み漁ったので、本書に書いてあることは既にもう頭には入っています。
ただ、それでもやっぱり未だに抜けれてない部分もあるので、おさらいの意味で積読本📚の中からこちらを引っ張り出して拝読してみました。




本書は、実話をもとにしたストーリー仕立てで、ダメな人たちが周りに集まってくる原因を探っていけるようになっています。
主人公の行動や思考を見ていくことで、自分もこうだったなとか、今もこういう思考抜けてないなとか、拝読しながら自分を客観視しやすかったです。


つまるところ、結局は自分が変わるしかないのです。
それも変わったつもりになるのではなく、心の奥底にあるものから見直して、認めて、思考を少しずつ変えていかないと。
原因となるものを放ったらかしたままでは思考を変えることはできません。
そのやり方を本書では丁寧に、分かりやすく書かれていると思います。


「私はもう十分に愛されているし、満たされているからいいわ」っていう前提で努力したとしたら、「そうしなければ愛されない」という必死さではなく、きっと楽しいことに夢中になれるように、成長していけるのだと思います。



ここが一番重要なポイント。
そして、私の中にまだ抜けきれていないところ。
「そうしなければ愛されない」とまだどこかで思ってしまっているところがある。


頑張ることを否定するのではなく、どんなモチベーションで頑張るかが大切なんですよね。
「そうしなければ愛されない」「そうしなければ役に立てない」
これは本当に邪魔な思考。
自己犠牲して頑張ってしまうので不満が溜まります。


自分が誰かの役に立ちたいように、他者も誰かの役に立ちたいのに、自分が役に立ちたいという気持ちだけを重視して行動するので、他者の役に立ちたいという気持ちは完全にスルーしてしまっている状態。
自己犠牲して頑張るということは、何一つ自分のためにも人のためにもならないということです。
「私甘えベタだから〜」というのは、他者に対して思い遣りに欠ける言い訳でしかないと改めて感じました。



本書は恋愛だけに限らず、人間関係をよりよくするためのヒントが詰まっていると思います。
自分が分かったつもりになっていないか、見直すいい機会になりました。







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