モリのいる場所/山崎努、樹木希林
洋画家 #熊谷守一 をモデルにしたオリジナルストーリー映画『 #モリのいる場所 』を視聴しました。
主人公モリの役は、熊谷守一を憧れの人と公言している #山崎努 さん、妻・秀子の役を 今は亡き大女優 #樹木希林 さんが演じています。
監督・脚本は、 #沖田修一 。
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画家の守一は、草木が生え、いろいろな種類の生きものが住み着く自宅の庭を眺めることを30年以上日課にしていた。
妻と暮らす守一の家には、守一の写真を撮る若い写真家の藤田、看板を描いてもらおうとする温泉旅館の主人、隣人の夫婦など、来客がひっきりなしだった。
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私は、この映画で初めて熊谷守一という画家のことを知りました。
調べてみたところ、子供さんを3人も亡くしていたり、轢死体を目にした経験があることから、死を通して生きるとはということを考えられていたのかもしれません。
作風としては、自身の経験が影響し、人の死や重い題材も扱った。
主に自然や裸婦、身近な小動物や花など生命のあるものを描いた画家で、洋画だけでなく日本画も好んで描き、書・墨絵も多数残した画家なんだそうです。(Wikiより)
目の前に起こることを静かに受け入れ、心の目で自然や生き物と向き合う姿は、人間の本来の生き方を見せていただいた気がします。
劇中でも似たセリフがあったのですが、Wikiに書かれていた熊谷守一さんの言葉が胸に沁みました。
『下品な人は下品な絵をかきなさい、ばかな人はばかな絵をかきなさい、下手な人は下手な絵をかきなさい。
結局、絵などは自分を出して自分を生かすしかないのだと思います。
自分にないものを、無理になんとかしようとしても、ロクなことにはなりません。』
自然体で生きたからこその言葉だと思います。
これは、生き方としての教訓にもなりますね。
自分らしく生きればいいんだよと、肩をトントンとされている気持ちになりました。
映画の話に戻りますと、夫婦の雰囲気が抜群に良かったです。
自然体な夫と、やっぱり自然体な妻。
言葉を多く交わす訳ではないですが、お互いを思い遣り、寄り添っている感じがとても微笑ましかったです。
熊谷守一という方をもっと知りたくなりました。
これはまた、積読📚が増えてしまう予感🙄
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