小さいわたし/益田ミリ
積読本📚の中から、益田ミリさんのエッセイ
「小さいわたし」を拝読しました📖´-
(2023,4,10 読了)
益田ミリさん自身の小学1年生の頃の記憶を辿りながら春夏秋冬に分けてその当時の様子を描いたエッセイです。
本書を拝読して、まず益田ミリさんの優れた記憶力に驚きました。
私はというと、微かな記憶はあるもののほとんど忘れているというのに💦
小学1年生の頃の益田ミリさんと共に私の記憶も少しずつ引っ張りだされていきます。
共感するところもたくさんありました。
純粋だったあの頃の自分を思い出してほっこりもしたり。
益田ミリさんの繊細さと大胆さを兼ね備えた雰囲気はこの頃に既に出来上がりつつあったことも知れました。
私も妹に対してこんな想いを抱いていたことが思い出されます。
それなのに数年後、こんな想いを忘れて妹にとても酷いことをしてしまっていました。
今考えたらなぜ自分がそんなことをしていたのか分かりませんが、妹の心に深い傷を付けてしまったことに変わりはありません。
その後また仲良くはなりましたが、このことがずっと私の中で引っかかっています。
本書を拝読しながら幼い自分とも対話できるような本でした。
自分の原点に戻ることで今必要なヒントを得れるのではないかとも思います。
なにより、自分の中にいる傷ついたインナーチャイルドを癒してあげれるような気もします。
先日、LINEオープンチャット「読書会すみれ」の中で初めてオンライン読書会の主催者を務めました。
テーマは「益田ミリ作品」。
主催に慣れずだいぶグダグダしたし緊張しましたが、読書会仲間さんたちと益田ミリ作品の魅力を存分に語り合えて本当に幸せなひとときでした。
男性から見た益田ミリ作品について聴けたのも大きな収穫。
益田ミリ作品は様々な人たちの心を掬い上げてくれる力があるんだと改めて実感し、益々好きな気持ちが強まったのでした☺️
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