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卵を買いに/小川糸
オプチャの3月課題本2冊目、小川糸さんのエッセイ
「卵を買いに」を拝読📖しました。
(2022,3,10 読了)
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小川糸さんのエッセイなら母棚にあるかなと思っていたら本書はなかったので購入しました。
取材で初訪したラトビアの話や日常を綴ったエッセイ。
ラトビアとは、リトアニアとエストニアの間に位置し、ロシアとも隣接しているバルト海に面した国です。ソ連に占領されていた時代もありました。
小川糸さんのエッセイはこれで2冊目ですが、先に拝読した「洋食小川」でもラトビアのお話はちょこちょこ出てきて、素朴で生きる力がしっかり身に付いている人々が暮らす国というイメージ。
戦争という暗いニュースに心痛めている人が多い中、ラトビアという国が大好きな小川糸さんは、より今の現状を哀しまれているのだろうと思うと、拝読しながら胸が苦しくなってきます。
自分が「もうここで満足」というラインを決めておくと、結構楽になる。
「足るを知る」暮らしを心がけている小川糸さん。
一人一人が「足るを知る」暮らしを心がけていければ、残酷な争いが起こることはなくなっていくだろうに。
私もいい加減、欲望の赴くままに生きるのはやめないとと反省。
小川糸さんは、社会情勢にきちんと目を向けている方だと思います。
私はそういうところに全く疎いので、最低でも自分の生きている時代の社会情勢にはもっと関心を持たねばいけませんね。
社会情勢に無関心で生きるということは、自分の人生を軽んじることにも繋がるようにも思います。
小川糸さんのエッセイは学ぶことが本当に多いし、丁寧な暮らしをされている方の日常を覗くと、自分の背筋も伸びるような気がします。
そして、ラトビアの魅力が詰まっているであろう「ミ・ト・ン」も拝読したいです。
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