新聞記者、本屋になる/落合博
図書館本。
SNSで見かけて気になっていた落合博さんの
「新聞記者、本屋になる」を拝読📖しました。
(2021,11,5 読了)
落合博さんは新聞記者として長年活躍され、定年間際で退職して本屋を開業された方です。
新聞記者時代のこと、本屋を開業する運びになったこと、本屋を開業するにあたって必要なことなどが分かりやすく書かれていました。
落合博さんは本屋になることが夢だったという訳ではなく、また本が特別に好きという訳でもなかったと書かれていましたが、本屋と真摯に向き合う姿からとても素敵な本屋に仕上がっていることが伝わってきます。
見切り発車だったかもしれない。でも、決めないことにはいつまで経っても何も始まらない。
頭では分かりつつも、なかなか行動に移せない人が多いと思いますし、私自身もその1人です。
私は本が好きです。
いつか本に関わるお店をしたいというのも、ずっと頭の片隅にある夢です。
でも、何をどうしたらいいのかが分からない。
本書は、そんな私にとって希望の1冊となりました。
そして、見えてきたものもあります。
私がやりたいお店は本を主体としたお店ではなく、飲食店だなと。
飲食店に本がある、そんなお店がしたい。
教訓めいたものを引き出すのであれば、始めるのに遅すぎることはないこと、心に引っかかったことがあったらそのままにしないで一歩踏み出してみるということ。
40歳を過ぎても与えられた仕事をなんとなくこなしている自分が嫌だなと感じていましたが、今は自分のやりたいお店をやるための修行の期間という考えに切り替えようと思います。
自分にとっても、お客様になってくれる誰かにとっても素敵なお店を開くための修行期間だと考えれば、もう少し今を楽しめるような気がしてきました。
本書は色々と参考になることが書かれているので、改めて購入したい。
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