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愛する人に。/石井ゆかり
図書館で借りてきている本がどれも #スピリチュアル 寄りなので、箸休めに積読にしていた
#石井ゆかり さんの著書、 #愛する人に を拝読しました。
石井ゆかりさんの元にはたくさんの恋愛相談が送られてくるそうです。
さすがに全てにお返事をする訳にはいかないので、本書がお返事代わりになればと、この恋愛エッセイを書かれたそうです。
本書は、特に相談の多い16のテーマに分けて、著者が解答していくという書き方です。
なんと言っても、著者の言葉が優しい。
否定が一切ありません。
自分が否定してしまっていたであろうことまで、優しくすくい上げ認めてくれて。
読みながら著者にハグされているような感覚でした。
そして、認めたあとはしっかりと先へ進む導きも書いてくださっています。
著者の語る「恋」
「向き合うテーマ」を持った人が登場します。
その人が「向き合うテーマ」を見つめている、その横顔をもう1人が発見するところから、恋が始まります。
※何かに一生懸命になっていたり、真剣になっていたりする人は、素顔がしっかり入ったすてきな横顔を持っています。
著者の語る「愛とはなにか」
貴方は貴方の弱さを自分で握り締めて、それをおそるおそる誰かの方に投げ出す勇気を持ったときだけ誰かに愛される可能性をその身に帯びる。
(本文より抜粋)
フッと、人として不安になった時、愛する人に対して不安になった時、きっと本書は優しく背中を押してくれることでしょう。
手元に置いておく本として、オススメの一冊です。
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