雲と砂丘の物語/パウロ・コエーリョ、クリスティーナ・オイティシカ(絵)、クレー・ケン(訳)
パウロ・コエーリョさんの絵本、
「雲と砂丘の物語」
を拝読しました📖´-
(2022,6,23 読了)
パウロさんの言葉に奥様のクリスティーナさんの絵が添えられた夫婦合作の絵本です。
メッセージ性の強い言葉とポップで可愛らしい絵に惹き付けられ、物語に吸い込まれていくようでした。
発刊されたのが東北大震災から1年経った頃だったので、巻末にパウロさんから日本へ向けてのメッセージも添えられています。
砂丘に恋をした雲の物語。
「真実の愛」が大きなテーマかと思います。
「真実の愛」というと「無償の愛」という言葉が浮かんできます。
「無償の愛」は、相手の幸せが自分の幸せにも繋がるもの。
そこには自己犠牲という概念はないので不満に思うことはなく、ただただ相手の幸せを想って自分も満たされるのです。
ここに行き着くのは容易いことではありません。
でも、ここに行き着いた時に本当の幸せが感じれるのだろうと思います。
わざと選んだわけではないのですが、同時期に拝読した本たちが似たようなテーマなので、私自身が今一度「真実の愛」について真剣に考えねばならない時なのでしょう。
大切に想う相手が心から幸せになれること、そして自分の心が満たされること、どのようにしたらこの2つを繋げることができるのか。
自分の使命を知った雲のように、きっと私にしかできない使命があるはず。
そんなことを考えさせられた1冊でした。
プロフィールと他の記事はこちらからご覧になれます。
他愛ない雑談はこちらから🤗
いいなと思ったら応援しよう!
よろしければサポートお願いします🙈
いただいたサポートはより良い読書エッセイを書いていくために積読家活動に活用させていただきます😳