筋トレが認知症予防に効くってホント!?高齢者が筋肉を鍛えるメリット
誰もが避けられない老化現象。体力が衰え足腰が弱っていくだけではなく、認知症にもなりやすくなります。
厚生労働省のデータによると、65歳以上の高齢者のうち5人に1人は認知症になっていると言われています。
認知症を予防するために大切なことは、早期段階での予防です。軽度認知障害(MCI)の段階で運動などの予防的活動を行えば、認知症の進行を遅らせることができます。
認知症予防に必要な運動というと、ウォーキングなどの有酸素運動をイメージする人が多いかもしれません。
しかし筋トレが認知症予防に効果的だということはご存知でしたでしょうか?
今回は、認知症予防と筋トレの関係について、まとめてお伝えします。
認知症予防に筋トレが効果的な理由は?
適切な強さの筋トレは、筋肉量を増やすだけではなく感覚神経のつながりを良くする効果があります。
筋トレをすると軽い筋肉痛や疲労を感じますが、これらの脳に対する刺激が認知機能の向上につながると言われています。
筋トレに認知機能の改善が期待できることは、多くの学術研究でも示されています。
たとえば、2019年6月に発表されたゲーテ大学の論文では「世代を問わず筋トレには認知機能を高める効果がある」ことが明らかになっています。
年をとってからでも筋肉量を増やすトレーニングを日常的に行っていくと、体力の低下を防ぎ、寝たきりを防止することができます。
そうすると、日常に必要な買い物や趣味の外出などもしやすくなり、社会と関わる接点も増えていきます。
結果的に、様々な観点から高齢者の脳に対する刺激が増え、認知症を予防することができるのです。
体力が衰えている高齢者でも筋トレは可能?
高齢になるとどうしても体の機能は低下するため、高齢者には筋トレは負荷が大きすぎるのではないかと思われる方もいらっしゃいます。
ご高齢の方が筋肉を鍛える際には、運動強度を見極めながら、下半身の大きな筋肉を中心に無理のないトレーニングをするとよいでしょう。
大切なのは、体の状態にあった適切なトレーニングを組むこと。一気に負荷をかけすぎてしまうと体を痛める結果になりやすく、運動習慣が継続できなくなるので逆効果です。
ご高齢の方のトレーニングは自己流ではなく、初期の時点でプロに相談することを強くおすすめします。
八王子のパーソナルトレーニングジムMB-styleでは現在、オンラインでの無料カウンセリングや無料体験を承っております。健康寿命を伸ばすために筋トレに力を入れていきたい方は、ぜひこの機会にご相談下さい。
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