「書店員(アルバイト)入社直後の研修内容を学ぶ会」@吉祥寺ブックマンション に参加しました
はじめに
2019/11/30に自分が棚を借りている吉祥寺ブックマンションにて「書店員(ルバイト)入社直後の研修内容を学ぶ会」に参加してきましたので雑感等書いていきます。今回の講師はブックマンションで棚を借りているあかりbooksさんです。
大まかな内容
予定2時間の内容ですが、売り場へ立つ前にやること・出版業界の基本的な話(再販制とか掛け率とか)・書店員の1日(複数項ありましたがほぼまとめるとこうなると思うのでまとめさせてもらいました)・カバー掛け体験でした。
カバー掛け体験
今回は紀伊國屋書店などで行われてる表紙・背表紙を差し込まない方法で折ってみました。差し込みでやる方法は自分はできないので...これはどうにか身につけたいですね。以下、折り方です。ご参考になれば。
教えてもらったカバーの折り方
①紙の下側を折る
②紙の下側を少し開けて上を折る
③紙の上下をあわせる
④片方を折り込む
⑤もう片方も折り込む
雑感
再販とか掛け率辺りの事項は自分でもある程度知っていましたが、今回参加することで改めて知識の整理ができたと思います。個人的にかなり興味深かったのが書店への配送でした。 イベントでは「首都圏有力店→首都圏・京阪神有力店→本州その他→四国・九州→北海道・沖縄」の順序で配送されると言っていて、大阪の大きい書店でも、都内の大きい書店よりは搬入が遅いということが意外でした。印刷工場とか取次倉庫の場所の問題でしょうか。
仕分けについても、Cコードである程度分けてしまうのかと思っていましたが、割合そうでもないようで。専門の部署やジャンル担当の裁量によって分けられるとのこと。仕分け作業をする時、軍手をするというのは初めて聞きました。本に指の脂が吸われてしまうこと、本で指を切ってしまった時、血が本につくと汚れてしまうからということらしく、言われてみれば納得でした。最後に書店の棚の地図について軽く触れていただきました。個人的には本屋行く時には棚の白地図欲しいです。じっくり棚を見れるので。
次以降、こういうイベントがあるなら本当に知らない人向けとある程度知っている人向けで分けてもいいのかなぁと思いました(分けたら分けたで難しいところはあると思いますが...)