[ベトナムの旅]2023年のハノイで見つけた おすすめ10軒(カフェ/スイーツ/麺のお店紹介)
ハノイでの時間はわずかに1日。食べたいお店をトコトン巡ろうと計画し、なんと10軒のお店を訪れることができました。何時にどこにいた? を時系列でご紹介します。コロナ禍で閉業するお店も出る中、コロナ後の今、営業しているお店の情報としてもお役に立てると思います。歴史ある建物をリノベしたカフェが大好きな私が見つけたすてきなカフェもご覧ください。
11:43 [麺]香ばしいスープを飲み干す牛肉フォー/Pho Thin 13 Lo Duc Str.
前回ハノイに来た時にこのお店のフォー(米粉の麺)を食べ、おいしさに衝撃を受けました。ハノイに来ることがあったら絶対絶対また行く! と誓ったお店に何はともあれ空港から直行しました。
入り口に座るお店の人にお金を払う前金システムです。
前回は朝食べに行って大混雑のカオスぶりにあたふたしましたが、ランチ以降の時間帯なら朝よりもすいていて落ち着いて食べられることが分かりました。
まずはスープを。「スープが香ばしい」と思える、不思議な体験でした。牛肉を炒めた香ばしさがスープに溶け込んでいました。おいしくてスープも残さず完食でした。東京にも支店がありますが、「総本山」で食べる味はやはり格別でした。
12:38 [カフェ]居心地よくてついつい長居/Manoir Café
内装にもレンガを使った、落ち着いたムードのカフェ。天井の高い二階の席がおすすめです。PCを持ち込んで仕事している人もいました。
ここで自分と自分の作戦会議(一人旅でした)。グーグルマップにピンを立てすぎて(前回のハノイの旅のピンも残ったままでした)、今回の行きたいお店がどれなのか、どの順番で回ればよいか分からなくなっていました。それで、紙に手書きしてみました(実にアナログ)。可視化よ可視化。この先はエリアごとにまとめて効率良く巡っちゃうもんね、とほくそえむのでした。
14:12 [スイーツ]日本で言うとあんみつ&おしるこ系。ほっこりできる甘味処/Chè Mười Sáu
アナログ手描き地図を作ってみたら、ほっこりデザートのお店が近くにあるではないか!! と気づきました。しかし、さっき来た道を引き返すルート(むむむ)。先にほっこりデザートに行っておけばよかった、と悔やみましたが、どうしても食べてみたかったので時間のロス覚悟でお店にGO! (効率よく、はどうした!?)
交差点の角にあるお店です。メニューは色々あるので、予習してから行きましょう。私はWEBで見つけた写真を見せてこれください、とやりました。温かい生姜のきいたシロップがかけられたもっちもちのお団子でした(中から黒ごまとお砂糖が)。
お店の外に、お風呂の椅子のような低いプラの椅子を並べて食べるお店でした。とてもハノイらしいスタイルで、お風呂椅子系のお店、好きです。
お風呂椅子系の店は、お客さん同士の距離が近くて楽しいです。嬉しそうに食べてたら、隣のグループのおばあちゃん達に「おいしいでしょ」みたいな事をベトナム語で言われ→「すっごくおいしいです!」と日本語で返す→うんうん、とおばあちゃん達満足そうに頷く、という言葉は違うけど言ってる事は分かるという交流がありました。
14:58 [カフェ]極上のリノベカフェを見つけました/Balance Caffe
フランス植民地時代の建物を使ったカフェ。入り口を入って明るい店内の大きな窓と当時のままの手描きのアンティークタイルの床が見えた時に、ステキで鳥肌が立ちました。
ハノイは配車アプリGrabを使って気軽にどこにでも行けるのでとても便利でした。アプリでお店の名前を入れて行き先を設定できます。車に乗ってしまえば、お店の前まで一気にワープ! の楽ちん移動のはずでした。が、アクシデント発生。私が行きたかったお店は閉業してしまっていて、かわりに全く違うエリアにある同じ名前のカフェがヒットしてしまい、車は予想していない方向に向かっていました。そろそろ着くかなーと何気なくグーグルマップの現在地を見て「なぬ!?」となりました。ドライバーに事情を話し、今度は「住所」で行き先をセットしなおしてお店に向かいました。Grabはお店の名前がヒットしても、住所や地図上の位置が合っているか確認してから行き先を確定させましょう(この日の気づき)。
閉業したお店の上の階で偶然見つけたのが、このカフェでした。
15:34 [見る]線路ぎりぎりまでお店が/Hanoi Train Street
ハノイの観光名所。線路の両脇から迫り来るように、家々やお店がぎっしりと並んでいます。写真は踏切から見たところです。観光客は線路内に入ることはできませんが、近所の人は家の前の道路といった感じで線路が生活の場になっています。線路にニワトリも放し飼いにされていました。
15:55 [カフェ]古びた建築が好きな私にはたまらなかった/The Hanoi Social Club
歴史ある建物って、時間をかけないと絶対に作り出せない何かがあると思います。歳月と共に角が取れてだんだん丸くなっていくようなあたたかい感じがするので好きです。古びた建物が好きな人におすすめしたいのがこちらのお店です。写真は1階。
上の階も見に行って、お気に入りのスペースに陣取りましょう。私は暖炉のある部屋にしました。
当時ここで暮らした人はどんな生活をしたのだろうと想像しながら一休みしました。
冷たいライムティー、緑茶がベースになっていて爽やかなおいしさでした。
17:09 [見る]ハノイに来たら外せない、あの大聖堂/St Joseph Cathedral
中には入れない時間でしたが、外観だけでもと見に行きました。ハノイを代表するスポットの1つです。
近くの学校帰りの小学生を迎えに来た保護者の皆さんの原チャリでカテドラル前の広場はごった返していました。
18:09 [麺]蟹スープの麺を味わう/Miến - Bánh Đa Cua Lý Quốc Sư
蟹スープの麺って日本ではなかなかお目にかかれないものです。丼のスープのふちにぐるりと浮かぶオレンジ色が蟹スープの証。麺が見えない位、色々なものがトッピングされていて、これ何? これ何? (わかんないけどおいしー!) と食べ進めました。茶色い平麺と蟹出汁の力強さが良く合ってました。こんなすごいメニューで35,000ドン(200円位!? ←円換算してびっくり)。
入れ代わり立ち代わり、地元客が訪れるお店でした。ハノイあるあるの、屋根はあるけど壁は無いローカル感満点なお店です。
旧市街エリアの北の端まで、無数の原チャリをよけながら、ガタボコの舗装につまづきながら(謎の穴に落ちそうになる)歩きました。行って良かったお店でした。
18:49 [スイーツ]プリン全部のせ/Minci Chè Xoài
ベトナムで食べるプリンって、すごくおいしいんです。ベトナムの旅の間にプリンのお店を見つけたら、是非試していただきたいです。
徒歩1分で行き来できる範囲に2軒のプリンの名店があったため、プリンのハシゴをすることにしました。1軒目はこちら、ミンシーです。
メニューはベトナム語のみ。ちなみに左側のCARAMEN(カラメン)がプリンの部です。
私は真ん中あたりのカラメン タプ カムを頼んでみました。タプ カムは五目なんとか、の「五目」に相当する、いわば「全部のせ」みたいな便利なフレーズです。ベトナムのオーダーで迷ったらタプ カムをつけて色々トッピングしてもらいましょう。
19:24 [スイーツ]プリンは飲み物/Kem Caramen Duong Hoa
徒歩1分、次のプリンのお店にやって来ました。
入り口に座るお店の人に食べたいものを言ってお金を渡しました。
お風呂の椅子みたいな低いプラの椅子がここでも活躍、室内に散らされたお風呂の椅子を好みの場所に移動させて座ります。
ふるふるトロトロ、いくつでも食べられそうでした(もはや飲み物)。ハノイのプリンって何でこんなにおいしいんだろ? って思います。テイクアウトで5個、10個と買って行く人もいて羨ましかったです。
19:52 [飲む]ここだけ温度が高いほどの盛り上がり/Old Quarter Ta Hien Corner
ハノイでやってみたかった「夜のターヒエン通りで飲む」。静かな昼間とうって変わって、夜になると非常に盛り上がる一角です。通りの両側をテーブルが埋め尽くし、音楽が溢れ、あらゆる人がビールを飲んでわいわいがやがや。すごい活気で、この通りだけ温度が確実に高かったです。なんだか元気をチャージされた気がしました。飲むメインのお店と、食べるメインのお店がありました。
私が入ったお店のビールはSAIGONビールとシンハーの2択だったのですが、どうしても今日はハノイビールじゃないと、とお願いして奥からなのか他の店からなのか持ってきてもらった特注品です。
20:39 [カフェ]歴史と伝統を感じるインテリアがすてき/Cafe Phố Cổ
前回のハノイの旅で気に入り再訪を誓った、ゴージャスな調度品、床のタイル、壁の古い白黒写真、とノスタルジックですてきなお店です。入り口は洋服のお店で分かりにくく、ほんとにここかなあ? と不安なまま細い通路を奥に進み、突如この部屋が見えると感激します。
ハノイで飲まなきゃなエッグコーヒーを飲みました。乳製品の流通が乏しかった時代、ミルクを卵で代用してカプチーノ的な飲み物を作ったよ、という由来のある飲み物です。上の甘いふわふわと下層のコーヒーを混ぜて飲まないと、後半苦くなります。
ハノイでは、ヨーグルトを使ったコーヒーもあるので試してみてください。でもやっぱり1番好きなのはカフェ スア ダー(練乳入りミルクコーヒー)です。
22:09 [見る]ハノイの人々の憩いの場/ホアンキエム湖畔
ハノイの人々の憩いの場、ホアンキエム湖です。夜は湖畔の明かりが湖面に映ってとても美しかったです。盛りだくさんだったハノイの1日もそろそろ終わり(翌日は朝5時出発で帰国)。名残り惜しくて見に来てしまいました。また来ます、ハノイ。
ステキなカフェやおいしいものを探しに行くのは、宝探しをしているようでワクワクしました。ご紹介した情報が皆さんのハノイの宝探しに役立てたら嬉しいです。
この旅では、ベトナム南部のフーコック島にも行っていました。海鮮三昧が楽しめるフーコック情報はこちらからどうぞ!
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