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オレンジについてのあれこれ

こんにちは

普段から柑橘類はよく食べますが
一言でオレンジと言ってもいろんな種類が出回っており
違いがよくわかりにくかったりすると思います

そんなオレンジに関してのちょっとしたお悩みを
今回の記事で解決できるかも?

オレンジについてのあれこれ

オレンジはミカン科ミカン属の柑橘で
インドのアッサム地方が原産とされています

15世紀末にヨーロッパに伝わり
地中海沿岸諸国に広まったそうです

ちなみに日本には明治時代に伝わったそうです

現在はスイートオレンジ、サワーオレンジ、
マンダリンオレンジに大別され
日本でいうオレンジは一般的に
スイートオレンジを指すそうです

通年で出回り、果皮が薄くむきやすいものや
種のないものなど、さまざまな品種があります

現在国内で流通しているオレンジのほとんどは
アメリカなどからの輸入物が多いですが

国内でもネーブルオレンジやブラッドオレンジが
少量作られています

日本国内のオレンジの産地トップ3は
広島、静岡、和歌山の順だそうです


オレンジの栄養

オレンジにはビタミンCが豊富に含まれており
風邪予防や美容効果に良いとされます

また、クエン酸も多いので
疲労回復にも役立つでしょう

ナトリウムの排出を促すカリウムの含有量は
それほど突出していませんが
果皮やじょうのう膜(袋)、白い筋には
フラボノイドの一種であるヘスペリジンが含有、
高血圧予防や動脈硬化予防に期待できます

また、ブラッドオレンジの赤い色素には
抗酸化作用のあるアントシアニンが
豊富に含まれていて、
がん予防に効果が期待されます


オレンジの期待される効能

風邪予防
美容効果
疲労回復
貧血予防
高血圧予防
動脈硬化予防
脳梗塞予防
心筋梗塞予防
がん予防(ブラッドオレンジ)


ミカンとの違いや栄養面

日本の冬を代表する人気の果物といえばミカンですな

漢字で書くとミカンは蜜柑、オレンジは甘橙です

ミカンとオレンジは
栄養面での違いはあるのでしょうか

日本食品標準成分表2020年版(八訂)で、
温州ミカン、ネーブル、バレンシアの
100gあたりの主な栄養を比べてみました

・エネルギー

ミカン:49kcal
ネーブル:48kcal
バレンシア:42kcal

・糖質

ミカン:11.1g
ネーブル:10.8g
バレンシア:9.0g

・ビタミンC

ミカン:33mg
ネーブル:60mg
バレンシア:40mg

・葉酸

ミカン:22 μg
ネーブル:34 μg
バレンシア:32 μg

特にネーブルには、抗酸化作用や
コラーゲン生成に必要なビタミンCや、
貧血予防効果が期待できる葉酸を多く含んでおり
美肌効果が期待できます


ネーブルとバレンシアについて

通常、店頭でよく見かけるのは
ネーブルオレンジとバレンシアオレンジです

ネーブルオレンジは
甘味が強くてジューシーで香りが良く、
果頂部にあるへそのような突起が特徴です

へそを意味するネーブルが名前の由来といわれています

バレンシアオレンジは酸味があり、
ネーブルに比べると味はさっぱりしていて
皮はどちらもむきにくいです

バレンシアが夏の柑橘なのに対し、
ネーブルは寒い季節の柑橘になります

バレンシアオレンジの旬の時期は、
カリフォルニア産が4~8月、
オーストラリア産が11~2月、
南アフリカ産が9~10月頃になります

ネーブルはカリフォルニア産が2~7月、
オーストラリア産が8~12月に多く出回り、
国内産は12~3月頃が旬となります


バレンシア・ネーブル・ブラッドオレンジの果汁の違い

バレンシアオレンジは
果汁を絞ったジュースの劣化が遅く
過熱しても味が安定しているのに対し

ネーブルは果汁の劣化が早く、
過熱すると味も悪くなりやすいこととです

また、ブラッドオレンジは
アントシアニン色素を含み
その名のごとく、果汁が紅色をしています


ストレートと濃縮果汁の違いとは

市販のオレンジジュースのパッケージを見ると
ストレートや濃縮還元などと書かれているモノがあります

どちらも果汁は100%ですがその違いは製法です

・ストレート

その名の通り、収穫された果汁をすぐに搾り
そのまま容器に詰めたものです
果実本来の味と香りが楽しめます


・濃縮還元

果汁から水分を蒸発させ濃縮したものに水を加えて
元の濃度に戻したものです

濃縮させることで保管や運搬にかかる費用を
抑えられ、保存がきくので
安定供給できるメリットもあります


手搾りオレンジジュースを活用

オレンジを自分で搾って、
生ジュースで味わうのも良いですよ◎

お肉を漬け込んだり
サラダのドレッシングにするなど、

調味料としてもさわやかな味わいで
素材を引き立てますよ♪

香りが良いバレンシアオレンジがオススメです

オレンジの選び方

皮にハリがあり皮が厚いものが鮮度の良い証拠です

濃いオレンジ色で張りとツヤがあり
果皮がなめらかで薄めで
持ったときに重量感があるものを
選ぶようにしましょう

また、ブラッドオレンジは皮の色が濃いものを
選ぶようにしましょう


オレンジの保存方法

風通しのよい冷暗所で保存しましょう

乾燥したり高温の場所で保存すると
食味が落ちてくるので、
暑い時期にテーブルの上に
何日も出しっぱなしにしたり
直射日光の当たる場所に置いたままにせず

水分の蒸発を防ぐため新聞紙などで包むか
ポリ袋に入れるなどして冷暗所で保存します

冷蔵庫の野菜室でも良いです

1玉ずつ新聞紙などで包んでから
ポリ袋に入れておくと、より乾燥を防止できます


箱入りで購入した場合は、
一度全部取り出してから並べ替えておきましょう

新聞紙と果実を1段ずつ、
新聞紙→果実→新聞紙→果実と並べていきます

このとき、果皮がやわらかいものを上段に置いて
先に消費していきます


また、たくさんあって食べきれない場合は
皮をむいて1房ずつばらしてラップに並べて
ぴったりと包み、冷凍保存しましょう

半解凍してそのまま食べてもおいしいですし
そのままジュースやスムージーにも使えて便利です

しかし、新鮮なうちに
なるべく早く食べ切るのが理想的ですね◎


まとめ

最後までお読みいただきありがとうございます

オレンジの香りは元気になれますよね
朝食としてオレンジを食べるとシャキッとするので
1日のスタートにふさわしいと思います

日々の栄養チャージにぜひ、オレンジをご活用くださいね

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高丘真弓
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