Q.「背中の痛みと胃のもたれが気になっています。」(50代女性)
ジェモセラピストで茶道教授の水上麻由子が、皆さんのご質問にお答えする「教えて!まゆこ先生シリーズ」
カウンセリングにいらしたこの方は、背中や肩の張りが強く、姿勢はよいのですがいつも肩が上がって緊張している様子です。食事をすると胃が痛み、食事が楽しくなく、背中の鈍痛が常にあると言います。加齢による消化力の低下と内蔵の疲労、そして咀嚼に問題があると感じました。まずは、咀嚼を意識してもらうようにアドバイスをしました。
咀嚼が少ないといけないの?
「よく噛んで食べましょう」とよく言われますが、忙しい現代人たちは、喉に詰まらせたりしなければお腹の中に入れば同じなのではないかと考えがちです。咀嚼が足りないとどんなことが起こるのでしょう。
内蔵が消化させようと働くために負担がかかってしまい、栄養を取り込みにくくなります。また、唾液の消化酵素の力が発揮されないまま、内蔵へ入ってしまうので負担が大きくなります。
「よく噛んで食べる」ことのメリットは沢山あります。
・ダイエット効果
・小顔効果
・脳の活性化
・がん予防
・虫歯予防
・胃腸の働きを助ける
・口の器官の発達など
背中の美しさは健康の証し
咀嚼が少ないことによる消化不良や内臓への負担は、背中へと現れて疲労が蓄積されていきます。背中は筋肉の疲れとして感じますが、実際には内蔵の疲れであることが多いのです。お酒を飲む方は肝臓の後ろが膨れたり、便秘の方は腰やわき腹が膨れたりします。背中が美しいというのは、健康の証しであるということなのです。
背中は大きく原因を分けると、「筋肉・骨」「内蔵」「ストレス」に分けられると言われています。また、筋肉の緊張によって首や肩への凝りや痛みと繋がっていきますので、しっかりケアしていくことが必要です。背中が美しくなると全身が健康的になっていきますので、じっくり焦らず内蔵を整えながら背中を美しくしていきましょう。
胃腸のジェモレメディとスニルオイル・スニルティー
この方におすすめなのは、胃腸のサポートをして消化力を高めてくれる「ダイジェストリス」というジェモレメディが一つです。朝夕15滴ずつ、水に入れて食前に飲むようにします。
お風呂上りにオイルマッサージもおすすめです。
赤のスニルオイルは肩こりや背中の痛み、張りに。
青のスニルオイルはお腹にマッサージしながら塗り込みます。
有効成分が皮膚から吸収されて血液の中に入って、全身に行きわたります。
スニルのハーブティ(健康18番)は、胃腸を綺麗にし、消化力を助けてくれるハーブティです。
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