ジェモセラピスト茶道教授 水上麻由子

表千家流茶道教授・アーユルヴェーダ講師・植物療法ジェモセラピスト・産後ケアリスト 2016年よりビジネスパーソンに向けた「ビジネス茶道」主宰。さまざまな知識と技術、実体験から導き出された「これまでの常識にとらわれない〝一人ひとりに合った心と身体の健康法〟」を伝えるべく活動中。

ジェモセラピスト茶道教授 水上麻由子

表千家流茶道教授・アーユルヴェーダ講師・植物療法ジェモセラピスト・産後ケアリスト 2016年よりビジネスパーソンに向けた「ビジネス茶道」主宰。さまざまな知識と技術、実体験から導き出された「これまでの常識にとらわれない〝一人ひとりに合った心と身体の健康法〟」を伝えるべく活動中。

最近の記事

乗馬と茶道 身体に集中すると心が開く

私は昨今のペットブームについていけず、動物があまり得意ではない。別に嫌いなわけではない。動物的本能で、私の心がお見通しなのではないかと不安になり、どんな態度で接したらよいのかわからなくなってしまうからだ。「かわいい!」と抱きついて動物好きのフリをしても見透かされ、黙っていても「自分に好意を抱いていない人間」と思われ、どちらにしても動物に心を開いてもらえない気がして自分の心の置き所がなくなってしまう。 だからか、人と馬が一体になる乗馬には憧れがあった。 べたべたしたり、赤ち

    • ジェモセラピスト養成講座を終えて~生徒様の感想

      私は、フランスエルビオリス社の植物療法ジェモレメディをカウンセリングで処方するエラボリスト(植物療法士)として仕事をしています。それと同時に、東京の下北沢校で、ジェモセラピスト養成講座を随時開講しています。 https://note.com/mayumayuko/n/nc71eaf502500 ジェモレメディをセルフケアのために使えるようになる『セルフケア講座』とシングルレメディを処方できるようになる『ジェモセラピスト養成講座』があります。詳細はこちら↓ この度、下北沢

      • 「ジェモセラピーに興味があります。私も学んだり、セラピストになったり出来ますか。」(30代女性)

        ジェモセラピストで茶道教授の水上麻由子が、皆さんのご質問にお答えする 「教えて!まゆこ先生シリーズ」 私が店主をしているWEB STORE『繭ごもり』のランナップの中でも、特にお客様のご要望の多いのが、仏エルビオリス社のジェモセラピーのレメディです。エラボリストである私が、カウンセリングなどを通じて、お客様のご相談内容にふさわしいご紹介と処方をしています。 https://note.com/mayumayuko/n/nc71eaf502500 また、ご愛用いただく方の中

        • おうち茶道~おうちで気軽に抹茶を~

          ペットボトルが普及して、日本茶や緑茶を自宅で淹れて楽しむ習慣が減ってきました。ペットボトルのお茶の味が向上しているためもありますが、日本の茶の文化は茶道の抹茶に始まり、煎茶、番茶などとても豊かです。 中でも、敷居が高いイメージのあるのが抹茶ですが、もともとは禅宗のお坊さんが薬として中国から持ち帰りました。眠気を覚ますカフェインとリラックス効果のあるテアニンとの両方の作用によって、緩やかに効いてくれるパワーフードで、ビタミンやカテキンの作用で風邪予防にも効果があります。もっと、

          WEB STORE『繭ごもり』のこと

          私が店主をつとめる小さな小さなWEB STORE『繭ごもり』のことを少しご紹介します。 このお店は、令和元年5月30日(木)にオープンしました。茶道、アーユルヴェーダや植物療法などの活動をしてきた私は、出産や子育て、日々の生活を通じて「自然と調和」「いのちの循環」を意識してきました。そんな私の独自の視点でセレクトしたこだわりのアイテムを、皆さんにもオンラインウェブストア『繭ごもり』でご紹介したいと思いました。 蚕が繭にこもる、人が家にこもることを意味する「繭ごもり」。死か

          Q.「アーユルヴェーダの体質別アロマオイルはどのように使うとよいですか?」

          ジェモセラピストで茶道教授の水上麻由子が、皆さんのご質問にお答えする「教えて!まゆこ先生シリーズ」 新型コロナウィルス感染拡大は、なかなか落ち着きを見せずに、不安と共にある毎日が続いていますが、その対策として免疫力を高めることが大切な“鍵”となっています。 免疫機能とは、健康な身体維持と有害な病原菌からの防御といった両面の働きを持つ、非常に複雑な機能で、免疫力は心の状態と直接関係し、心理状態がネガティブで不安定な場合、体内に侵入する病原菌から身体を守る免疫力が衰えるからで

          Q.「アーユルヴェーダの体質別アロマオイルはどのように使うとよいですか?」

          Q.「なぜか毎年4月になると胃がくたくたです。」(30代女性)

          ジェモセラピストで茶道教授の水上麻由子が、皆さんのご質問にお答えする「教えて!まゆこ先生シリーズ」 この2年はコロナ禍で会食がありませんが、通常ですと年末年始に宴会が始まり、2月3月に人事異動や就職や転勤の歓送迎会、お花見と何かと続いて、4月の入った頃にはもう胃がくたくたになっている方が多いようです。自覚がない方でも ・便秘や下痢を繰り返している? ・お腹周りがもたついてる? ・むくみが取れない? と異変を感じている方も多いと思います。 アーユルヴェーダでも、2月から4月ま

          Q.「なぜか毎年4月になると胃がくたくたです。」(30代女性)

          Q.「背中の痛みと胃のもたれが気になっています。」(50代女性)

          ジェモセラピストで茶道教授の水上麻由子が、皆さんのご質問にお答えする「教えて!まゆこ先生シリーズ」 カウンセリングにいらしたこの方は、背中や肩の張りが強く、姿勢はよいのですがいつも肩が上がって緊張している様子です。食事をすると胃が痛み、食事が楽しくなく、背中の鈍痛が常にあると言います。加齢による消化力の低下と内蔵の疲労、そして咀嚼に問題があると感じました。まずは、咀嚼を意識してもらうようにアドバイスをしました。 咀嚼が少ないといけないの?「よく噛んで食べましょう」とよく言

          Q.「背中の痛みと胃のもたれが気になっています。」(50代女性)

          Q.「100年生き続けるこの時代、どうやって元気を持続させたらいいですか?」

          ジェモセラピストで茶道教授の水上麻由子が、皆さんのご質問にお答えする「教えて!まゆこ先生シリーズ」 20年前、60才というと、茶系やグレーの地味な服を着て、仕事をやめて老後の生活をしているというイメージでした。ところが、いまは50才をこえても娘たちと服をシェアし、60代でもデニムを履きこなしたりして、まだまだ若いというイメージです。今の60代は、高度経済成長絶頂のバブル期を若い大人として謳歌した世代なので、とても気持ちが若いのです。明らかに時代が変わってきていますね。私達は

          Q.「100年生き続けるこの時代、どうやって元気を持続させたらいいですか?」

          腸を大事に過ごしていますか

          綺麗な腸のためには「食物繊維」をしっかり摂ること食べたものが腸で消化されなかった食べカスが便になりますが、その食べカスを上手に作るのを助けるのが食物繊維です。善玉菌のエサとなって腸内環境を整えてくれます。美腸には欠かせない栄養素です。 アーユルヴェーダでも、健康と免疫力に大切なのは「アーマ(未消化物)を浄化すること」であると言われています。必要なものを取り入れ、不要なものを排出する力があることが健康と美容の基本です。 食物繊維には、水に溶ける「水溶性」と「不溶性」があります

          あと一つ死ぬまでにしたいこと「歌うこと」

          あと一つ死ぬまでにしたいこと 私の場合映画『死ぬまでにしたい10のこと』を読んで、私も死ぬまでにしたい10のことを書きだしてみました。どうしても行きたいところが複数あったので、それは一つの項目に入れました。9番目、あと一つが思い浮かびませんでした。 今から書くことは私の個人的な分析ですが、これを読んだ方が同じように、ご自分の脳や思考の偏りや個性が、身体のこわばりを作っていないかどうか、身体と会話してみて欲しいです。 鍼灸師Iさんの指摘先日、友人Iさんの鍼灸治療院に行きまし

          あと一つ死ぬまでにしたいこと「歌うこと」

          死ぬまでにしたい10のこと

          映画『死ぬまでにしたい10のこと』この映画は、2003年カナダ・スペイン合作映画。 カナダのバンクーバーで幼い娘2人と失業中の夫と暮らすアンが主人公。アンは、17才の時にロックバンド「ニルバーナ」のコンサートで知り合った夫と初めてキスをして、その後妊娠して出産。母親の家の庭のトレーラーで暮らしながら、4才と6才の女の子を育てる24才。 ある日、余命3か月を宣告されて、この10のリストを書きだし、実行していきます。 1.娘たちに毎日愛しているという。 2.娘たちに新しいママを

          「髪を痛めない白髪染に変えたいです。ヘナについて教えてください。」(40代女性)

          ジェモセラピストで茶道教授の水上麻由子が、皆さんのご質問にお答えする 「教えて!まゆこ先生シリーズ」 だんだん年を重ねて来ると、白髪が気になってきますよね。個人差はありますが、40代くらいになると白髪を染め始め、その頻度も頻繁になってきます。化学的薬剤による白髪染めだと、髪や頭皮が傷んだり、化学物質を経皮吸収することも心配になってきますね。 それで、化学的薬剤を使った白髪染めとは違って、植物の葉を粉にした染料であるヘナが人気です。 ヘナって何?ヘナとは、ミソハギの植物で、

          「髪を痛めない白髪染に変えたいです。ヘナについて教えてください。」(40代女性)

          Q.「茶道の体験稽古に洋服で参加する場合はどんな格好でいけばよいですか。」(生徒さん)

          ジェモセラピストで茶道教授の水上麻由子が、皆さんのご質問にお答えする「教えて!まゆこ先生シリーズ」 茶道のお稽古を始めてみようと思って、初めて体験稽古に参加する時、どんな服装で行けばよいのか、不安になりますね。 樹木希林さんがお茶の先生として出演されている映画『日日是好日』(森下典子さん原作)の最初のシーンにも、黒木華さんと多部未華子さんが先生のお宅にご挨拶に行く様子が描かれています。お茶を習いたくなる映画なので、ぜひ見てみてください(まゆこ先生も、エキストラでこっそり出演

          Q.「茶道の体験稽古に洋服で参加する場合はどんな格好でいけばよいですか。」(生徒さん)

          「薄毛をなんとかしたいです。何かよい方法ありませんか。」(50代女性)

          ジェモセラピストで茶道教授の水上麻由子が、皆さんのご質問にお答えする「教えて!まゆこ先生シリーズ」 薄毛が気になるご質問は50代女性ですが、40才を過ぎた頃から男性も女性も、髪の傷みや乾燥や毛量について気になり始める方は多くなりますね。 40才を過ぎるとホルモンのバランスで、急に髪が減ったり、痩せてしまったというお悩みもよく聞きますし、産後の女性も急に髪の量や質が変化してしまいます。 頭皮から、さまざまなヘアケアの化学物質を経皮吸収することによって、体調不良、肝臓などへの負

          「薄毛をなんとかしたいです。何かよい方法ありませんか。」(50代女性)

          「日本茶と抹茶はどうちがうのですか?」(生徒さん)

          ジェモセラピストで茶道教授の水上麻由子が、皆さんのご質問にお答えする 「教えて!まゆこ先生シリーズ」 これは茶道教室に来ている生徒さんの質問ですが、私達は、一口に「緑茶」と言っても、案外、煎茶と抹茶の違いなどわかっていないものですね。 チャの木チャ(植物)の木は、ツバキ科カメリア属の永年性常緑樹に分類されるものをさします。チャの木にはさまざまな種類がありますが、代表的なものは中国種とアッサム種で、日本のチャの木は中国種です。中国種はアッサム種に比べてカテキン量が少なく、ア

          「日本茶と抹茶はどうちがうのですか?」(生徒さん)